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手芸用と裁縫用の接着剤って同じじゃないよ

手芸用の接着剤について

手芸店に行くと色んな接着剤が置いてあります。
その中でも手芸用や裁縫用などいろいろあってどれを選べばいいか分からないですよね。
そこで手芸イベントで直接メーカーさんに違いをお尋ねしました。

手芸用接着剤

特徴

布にしみこんで乾くと固まるが、水にぬれると強度が減るので洗濯、水濡れしない用途に使う。
コニシさんの手芸、裁縫用の接着剤は子供が使うことを考慮して、口に入れても安全なもので作られているそうです。

100均にあるコニシさんのものは、100均用に量を少なくしたり、ヘラなどをつけなかったりしているだけで品質は同じだそうです。

用途

フェルト細工や洗わない布小物づくり等

裁縫用接着剤

特徴

耐水性。
アイロンをかけると接着力が増す。

スティックタイプは片面だけに塗るだけだと力を発揮しない。
貼り合わせる両面に貼る。

耐荷重2~3キロの物もあるのでポーチやバッグをこれで作ることもできる。

ただし、面で貼るため、洋服の場合、縫い代を左右に広げたりすることができないので、全部これだけで作れない場合もあります。

用途

2キロ以下の物を入れる袋

洗って使う布小物。
すそ上げ等。

仮止め

特徴
洗うと落ちる。
スティックタイプは貼り合わせる両面に貼る。

手芸専用のものもあるが文房具のスティック糊やでんぷん糊も仮止めに使われることがある。
粘着力は弱く、洗えば落ちるのであくまで仮固定用。

用途
縫う前にずれないように固定するために使う。
ずれて滑りやすい生地や、ポケットなど待ち針ではずれてしまうところにぬって仮固定する。

使い分けて作れるものを増やしてくださいね♪
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洋裁好きを増やし挫折する人を減らすのをライフワークとして、世界一やさしい洋裁教室を目指してネットで服や布小物の作り方を公開しています

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