【微妙な違い、分かる?】お部屋の統一感を出すなら「揃える」より「リンクする」が簡単!
統一感を出してオシャレにするために、お部屋をもっと揃えないと…
という考えは不要!
「揃える」よりも手軽で簡単に統一感を出すこともできます!
またインテリアにおいては
揃っている=正義
ではありません。
気楽に「リンク」させてオシャレにまとめていきましょう!
「揃える」と「リンクする」はどう違う…?
家具の色を揃えたりテイスト感を揃えたり、統一感を出すためにいろいろ工夫すると思います。
もちろん揃えることで統一感は出るんですけど言うほど簡単ではないので、できればもう少し手軽な方がいいですよね。
そこで役立つテクニックが先ほど言った「リンクする」なんですよ!
じゃあ「揃える」と「リンクする」というのはどう違うのか。
色・形・素材を、それぞれ「揃える」「リンクする」という印象の画像を紹介します。
↑ 例えばこちら。
もの凄くグレーで揃っていますよね。
コンクリート打ちっぱなしの壁に合わせてソファとラグをグレーにし、さらに鉢もグレー。
このお部屋は「色を揃えている」という感じです。
↑ ではこのお部屋はどうでしょうか。
グレーっぽい壁ですけど、ラグは淡いベージュ。
棚やイスはホワイトで、ウッドもあります。
バラバラではないですけど、何となく感覚で揃えたような自然っぽさがありますよね。
でもしっかりとまとまり感があるように見えます。
その理由は色がリンクしているからですね!
二枚のアートに使われているオレンジ色を、椅子の上のヨガマット、そしてタオルのようなものでリンクしているんですよ。
それによってこの空間に一気に統一感が生まれています。
↑ これがブルーのタオルと黄色いヨガマットだと、色のリンクがないうえに色の数も増えるので、バラバラ感が出てきます。
↑ じゃあ次はこちらです。
とっても可愛らしい雰囲気がありますね。
これは曲線基調の家具選びによるものです。
ソファ、テーブル、キャビネットという大きな家具が、かなり曲線の印象が強いものになっていますよね。
それによって可愛い印象が出ているということです。
こちら色が揃っているというのも言えるんですけど、形が揃っているという印象も同じくらい強いんですね。
形が曲線で揃っているからこそ、可愛らしい印象が真っ先に出てきます。
色も形も揃っているという感じです。
↑ ではこちらはどうでしょうか。
一気に現実感のある写真ですけど(笑)、まず色はそこまで揃ってる印象はないですよね。
小物が出ていることもあり色がやや多い印象を受けます。
そして階段状の棚とバラバラした本、現実感満点のポテチとコーラにより、なかなかのチグハグ感が出ていますよね。
ところがある部分がリンクしていることで、バラバラ感が緩和されているんですよ。
それが脚の形ですね。
ソファもサイドテーブルもキャビネットも、全部ハの字の脚になっています。
もしこれがリンクされていないと、それこそよくあるバラバラ感の強いお部屋の一角になっていると思います。
↑ では次は素材を揃えるという事。
こちらはウッド家具が好きな人のお住まい、という感じがありますよね。
床はフローリングですし、ソファ・チェア・テーブルに加え木の台も使っており、それによって統一感も出ています。
↑ ではこちらはどうでしょうか。
木の家具はありますけど、木で揃えているという印象はないですよね。
それより目に付くのが、籐とかウォーターヒヤシンスとかの自然素材です。
カゴ類もそうですしマットも自然素材っぽいですよね。
それによって人工的なインテリアではなく自然っぽさというか、いい意味でラフな感じが出ています。
素材が揃ってるというより「素材がリンクしている」という言い方の方が腑に落ちるかなと思います。
まとめ
統一感を出そうと思って「揃える」ようにすると、広い範囲を最適化しないといけません。
でも「リンクさせる」というイメージを持つと狭い範囲をピンポイントで最適化すればOKなんですね!
揃えるなら家具の買い換えが必要でも、リンクさせるだけなら小物を買い足すだけで済むかもしれません。
何となく揃えるより敷居も下がると思うので、ぜひ自宅で「リンクできそうなところはないか」チェックしてみてください!
↑ 動画では専用ツールを使って、実際にリンクさせるコツも紹介しているので、合わせて参考にしてくださいね!