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劇場版 五等分の花嫁を見てきました〜ふわっふわのパンケーキ(ではないですが)パンケーキアートで感謝を

稲垣圭介ラ・リチェッタ シェフ

 やっと物語も完結!〆はハイクオリティな劇場版!な人気作品「五等分の花嫁」を見てきました、はいパンケーキアート職人、シェフ稲垣です。いつも記事をご覧いただきありがとうございます。

 おそらくこの記事をお読みになっている方はほぼ皆様、原作もチェックしており、すでにこのタイトルにもある「花嫁」が誰かは知っているのではないかとも思いますが、念の為そこには触れずにいきたいと思います。

 この作品を一言で言い表すと「ラブコメに擬態したミステリー」と表現したくなるほど、伏線やトリックが上手に織り込まれ、第一話のプロローグが最終話の一歩手前、という未来から過去の思い出を語るスタイルで物語が進んでいきます。ミステリーっぽいですよね。そして最終的に過去が未来に追いついて真実が明らかになるわけです。

 コミックではその花嫁シーンでも5つ子の顔は同じなのでそれが未来の誰なのかが判別不能だったのですが、アニメだと…そう!声が違うわけなのですが、それぞれをヒロイン級の声優さんが担当されているわけで、そこ!どうするの!声でわかっちゃうでしょ!と思いきや、見事にみなさん上手に誰とも言えないような演技で、んんん?と惑わせてくれたかと思います。見事です。

 声優さんといえばその担当でもなかなかヒロインが予測されてしまいがちですがまず長女の中野一花(いちか)さんが花澤香菜さん。(大好き)ただ負けヒロインが多い傾向にありますよね。

 次女中野二乃(にの) (劇中の推しです。でも実際にコックコートであの胸の感じは出ないぞ)シンカリオンのあずさちゃんもそうなのですね…

 三女中野三玖(みく)担当は伊藤美来(みく)と名前が同じです。人気度でいえばナンバーワンなのではないでしょうか。(むむ、それもねぎ先生の誘導かも)ヘッドフォンが特徴で歴女さんです。

 四女は中野四葉(よつば)声優さんは 佐倉綾音さんです。ということはニ乃とはシンカリオンかぶり。ということに今気がつきました。メインヒロイン度は強いですね。そして何故か主人公風太郎へは初期から高感度マックス。

 そして五女 中野五月(いつき)声優さんは水瀬いのりさんということでこちらもメインヒロイン度はマックス。主人公の上杉風太郎は松岡禎丞さんなので、ダンまちだとヘスティアとベルくん、リゼロだとレムとペテルギウス・ロマネコンティという組み合わせです。これはあるのでは…しかもお互いの第一印象最悪からの〜という王道ラブコメ展開です。むむむ。

 その物語の結末は是非その目でお楽しみいただきたいのですが、ハイクオリティな作画が136分という実にボリュームたっぷりで端折ることなくしっかりと最後まで楽しめます。(長いのでちゃんとトイレに行っておきましょう)そしてこの作品だけを観てもさっぱりわかりませんのであらかじめアニメ2期分を観てから!が最低条件です。コミックを全巻読んでいるあなた!はこの作品からでもちろん大丈夫です。楽しめますが、やはり声もきっと重要な(ミステリー)要素なので声になれる上でやはり1期は観ておいたほうが良いかと思いました。

 劇場へは平日のレイトショーで行ったのですが、カップルはおりましたが、ほぼ男性グループ、男性コンビが多かったですね…まあそうですよね…ただ女性もこの作品が好きな方がいると信じたいところです。(ギャルゲー好きの女子もいるらしいですし)

 個人的な感想はネタバレを多く含みそうなので割愛させていただきますが、披露宴前の例のシーンで「バカか!おまえら!」は鬼滅の伊之助100%で「怠惰ァ!」がペテルギウスで脳内再生されます。そんな感想で申し訳ありませんが、劇場もあまり多くない作品かと思いますが是非足を運んでみてください。あとふわっふわのパンケーキが食べたくなります。

 しかし花嫁の予測をミスリードさせる仕掛けが実に細かくはいっていたなあと実感。テンプレ展開が正解なのか斜めにいくのかむしろ一周回ってテンプレなのか…なかなか勉強になりました。いまねぎ先生が連載されているコミック作品「戦隊大失格」も非常にオススメなので是非!

 6月は他にも注目の公開作品が…「からかい上手の高木さん」「異世界かるてっと〜あなざーわーるど〜」がともに6/10公開ですね。これはハシゴするしかないですね。

それではまた!

(文章稲垣圭介)

ラ・リチェッタ シェフ

日本をを代表する(というより他にほとんどいない)パンケーキアート職人。アニメコミック系キャラクターから犬猫まで貴方の推しをパンケーキにいたします。本職はイタリア料理ですが、オタク趣味が興じてこのようなことに…フードアートに感動と驚きを…

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