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【京都市】京都文化博物館『第43回ぴあフィルムフェスティバル in 京都』「森田芳光70祭」

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、”映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、当時、まだ観る機会の少なかったインディペンデント映画の面白さを広く伝えるため、1977年にスタートした映画祭です。メインプログラムは、第 1 回より続く自主映画のコンペティション「PFF アワード」。入選者の中から、これまでに黒沢清、園子温、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也監督など 160 名を超えるプロの映画監督を輩 出し、新しい才能が集う場所として広く認知されるようになりました。今年 43 回を数える「ぴあフィルムフェスティバル」は、9月の東京開催に続き、4年ぶりの京都開催が実現。関西初上陸、未配信作含む 23監督 49作品をお届けします。(HPより)

『京都文化博物館』では、日本映画の振興の一環として文化庁よりVIPOが委託を受け、2006年よりスタートしたプロジェクトの一環として映像の歴史と文化の紹介を行っています。

会場の京都文化博物館には『羅生門』のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞トロフィーのレプリカがありました。(太秦にも飾られているものだそうです!)

フィルムシアターでは、毎月様々な切り口で特集企画を組み、映像文化を紹介します。通常は開館日に合わせて1日2回、京都府が所蔵する日本の古典・名作映画の上映を行っており、最新の映写機・音響機器を導入した快適な環境で鑑賞いただけます。シアター前のロビーでは、上映作品に関連する資料や解説パネル等の展示も行い、作品と合わせてお楽しみいただけます。(HPより)

【森田芳光70祭】没後10年、天才・森田芳光を再発見する特集。1978年のPFF入選作など、監督の原点と言える伝説の8ミリも。(HPより)

1月15日には、森田芳光監督の映画が上映される「森田芳光70祭」で森田さんの妻で映画プロデューサーである三沢和子さんと森田さんのファンであるというライムスター宇多丸さんがゲストに来られるということで、映画だけでなく楽しみが倍増!

【森田芳光70祭】『の・ようなもの』
1981年日本(カラー・104分)監督:森田芳光/出演:秋吉久美子、伊藤克信、尾藤イサオ
古典落語の修業に励む二ツ目の落語家の恋と青春を描いた、森田監督の鮮烈な劇場映画デビュー作。35mm長編映画を自主制作するという、まさかの挑戦に話題沸騰。軽快でスタイリッシュ、そして愛らしい夢の映画だ。(HPより)

映画上映に続き、トークショーが行われました。宇多丸さんは、相変わらずの熱血弾丸トーク♪ 森田監督への愛があふれていました。

京都文化博物館の土産物やレストラン、京都文化博物館オリジナルグッズや来館記念品、文博オリジナルグッズなどがある1階は京都らしい雰囲気があります。

『高津商会・創業100周年記念事業「小道具〜映像美術と共に〜」』を平成30年に京都文化博物館別館ホールで開催して好評でした!

京都が映画の発祥地だということを実感できる京都文化博物館で、映画を見るというのもいい経験ですネ♪

京都文化博物館
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 
TEL.075-222-0888 FAX.075-222-0889

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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