【浜松】浜松駅にあるスズキ展示車の謎、どうやって搬入しているのか、その方法は……
JR浜松駅新幹線コンコース展示場に展示されている「SUZUKI」および「YAMAHA」の展示商品。誰もが一度は目にしたことはあるでしょう。「SUZUKI」は車「YAMAHA」はピアノが展示されております。さて、これら商品について疑問を持ったことはないでしょうか。こんな大きな物体、はたしてどのように搬入したのか。その疑問について調べてみました。
JR浜松駅新幹線コンコース展示場
こちら「JR浜松駅新幹線コンコース展示場」。浜松を代表する企業「SUZUKI」が発売している商品が展示されております。
現在は「NEW アルト」が展示されておりました。もちろんこれら商品は「本物」であり、近づいて触ることも出来ます。
そこで皆さん疑問に思ったことはないでしょうか。一体これらをどのように運び入れたのか。そもそも車で運転して到達できるような場所ではありません。
そして難関な場所としては……
そうです、この改札口&その奥にある階段を乗り越えなければなりません。改札口はどうやって超えるのか。階段はどうやって登るのか。
展示車を搬入するため、入り口以外の特別なルートがあるというのか……。
いろいろな疑問がありますが、複数のソースから情報を精査し、明確な答えを導き出してみました。
展示車は「入り口」から搬入する
下記「スズキアリーナ助信柳通り」の情報によると、展示車は意外にも普通に入り口から搬入するそう。
つまり浜松駅の「JR浜松駅新幹線コンコース展示場」への搬入も、駅の入口から搬入するという可能性が高いのです。
参照:スズキアリーナ助信柳通り:展示車の作り方
改札は開閉式の扉を利用、階段は車が登るためのスロープを設置
入り口は、そのまま入るとしてその先の「改札口」や「階段」はどのように登るのでしょうか。
その答えについては、中日新聞の「深夜の浜松駅 車を運び込め」という記事に掲載がありました。
どうやら、客のいない深夜にこの搬入は行われるようで、改札口は通らず横の開閉式の扉を利用。(普段は閉まっている)
階段は専用のスロープを作り、車を人力で引っ張る。その後、展示場まで運んでいくという流れのようです。
なんともアナログな力技ではありますが、作業されている方の見事なテクニックに脱帽です。
ちなみに、改札は「在来線」を利用し、2階に上がりそこから新幹線口に移動するようです。つまり新幹線口の改札は通ることは出来ないようです。
2階の「新幹線乗り換え口」の横にも確かに開閉式の扉はあります。
まとめると
1.入り口から普通に車を搬入
2.在来線の改札横の扉から車を搬入
3.階段に車が登るためのスロープを設置
4.スロープを使い車を人力で引き上げる
5.2階についたら新幹線乗り換え口横から、展示場へ移動
こんな流れでしょうか。
なお、この作業を是非みたい、と思う方も多いのかもしれませんが、残念ながらお客さんのいない時間帯の作業となります。したがって現状、この作業を見学するチャンスはありません。
とはいえ、長年の疑問がスッキリ判明、これは知り合いにも教えたくなりますね。