【日立市】こだわりの自家焙煎コーヒーの香り立つ芳醇な味に、ご近所さんもつい立ち寄るコーヒースタンド
残暑の厳しい9月でしたが、急に温かいコーヒーが飲みたくなるような気候になりましたね。そんなコーヒー好きな方におすすめのコーヒースタンドの『83 coffee stand』を今回ご紹介します。
83 coffee standは、日立市川尻町の浜街道を川尻海水浴場方面に進んでいくと、水色の外壁に赤い扉が目を引く、アメリカンテイストの家の1階がお店になります。高萩市方面からこの道をよく使う方は、このお洒落なお店がずっと気になっているという方も多いのではないでしょうか。
83 coffee standは、毎朝、焙煎担当のけん様が鍋で少量ずつ豆を焙煎し、chiharu様が丁寧にハンドドリップした美味しいコーヒーを楽しめるお店です。
基本はテイクアウトのお店ですが、お客様が自由にコーヒーを楽しめるよう、店内にはテーブル席やカウンター席が用意されています。
店内には色とりどりの雑貨や小物、お洒落な家具や食器など、遊び心溢れるモノに囲まれ、いつもとは違う空間に気分が上がります。ご近所の方もここでのブレイクタイムを楽しみに、お散歩がてら訪れるのだとか。
■こだわりの自家焙煎コーヒー
83 coffee standのメニューには、長く豆を煎る“深煎り”の味と短い時間で煎る“浅煎り”の味の2パターンが毎回用意されています。苦みが好きな方は“深煎り”を、すっきりとした酸味が好きな方は“浅煎り”のコーヒーがおすすめとのことです。
ちなみにメニュー表の黄色の文字は深煎りを表し、白色は浅煎りを表しているとのこと。
コーヒー豆も厳選されたものを仕入れ、焙煎される豆の種類も日替わりなので、当日どの豆のコーヒーが楽しめるのか、わくわくしますね。
毎日のメニューはインスタグラム(@83_coffee_stand)で公開しています。
今回の取材中にサービスで出していただいた『83 アイスコーヒー』は、アイスなのにコーヒーの香りをしっかり楽しめ、味も飲みやすく感じました。筆者は普段ミルクを入れるのですが、これはミルクを入れなくて正解だ!と、あっという間に飲んでしまう美味しさでした。
コーヒーが苦手な方や、お子様などにはジュースやシェイク、スムージーなどもありますので、家族でお出かけの際にみんなで買ってから出発するのもいいですね。
店内では、コーヒー豆の販売や自宅で気軽に楽しめるドリップパックの販売もされていますので、自分へのご褒美や、ちょっとした手土産にもおすすめです。
他にもアメカジ系の古着を販売しています。アメカジ好きの方は、コーヒーを楽しみながら洋服を楽しめる83 coffee standをぜひ訪れて欲しいお店です。
外でコーヒーを楽しみたい方は、屋根付きのテラス席もありますので、雲を眺めながらのんびりブレイクタイムを楽しむのもおすすめです。
テラス席にはリードを繋げるフックも用意されていますので、愛犬や愛猫と一緒にお散歩がてら訪れるのも良いですね。
■『83 coffee stand』の由来
83 coffee standさんには実は看板犬がいることを知っているでしょうか。看板犬は、柴犬の“はち”さん。どこかで聞いたような名前だなあと思う方、正解です。この柴犬くんのお名前である『はちさん』をとり『83』という数字にして店名にしたそうですす。
はちさんは、ご高齢と聞いていましたが、足腰もしっかりして毛並みも艶やかな、人懐こい柴犬くんでした。
疲れたときにこんな可愛らしい愛犬くんと美味しいコーヒーを飲んで過ごせたなら、きっと疲れも吹き飛んでしまいますね。
■川尻の浜通りに活気を
東日本大震災の後、空き家や空き地が増えた川尻の浜通りに、少しでも活気を取り戻したいという想いから、人々の癒しの場所や集える場所を作れたらと、このお店を始めたそうです。
ちょっとコーヒーを買いに訪れたら、友人に会ったり、店主様と仲良くなったり、そこに訪れた人同士での交流が生まれたりなど、そんな集いの場所があったら素敵ですよね。もちろん、一人でじっくりコーヒーブレイクを楽しみたい方にも、おすすめの場所です。
お近くを通られることがありましたら、ぜひ83 coffee standの自家焙煎コーヒーを頼まれてみてはいかがでしょうか。帰り際の『良い一日を。』という素敵な一言に、胸がホッと温かくなりますよ。
83 coffee stand
■住所:茨城県日立市川尻町1-21-4
■定休日:木・金※不定休有
■営業時間:9時30分~17時
■駐車場:5台(店舗前3台、砂利敷2台)
■お問い合わせ:インスタグラムDMより
■インスタグラム:@83_coffee_stand