【犬のしつけ】愛犬を室内フリーで飼うためには?
皆さんの愛犬は、毎日どんな風に過ごしていますか?お留守番の時間が長いわんちゃんもいれば、家族の誰かが必ず家にいるから、お留守番することは無いよ~というわんちゃんもいると思います。
これまでにたくさんいただいてきた質問「部屋に放しっぱなしにしたいんだけど、どうしたらいいですか?」室内フリーで犬を飼うには?というテーマでお話していきたいと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
ハウストレーニングもしておこう!
しつけが出来ていない内は、愛犬にはハウスを居心地の良い場所だという事を教えて、お留守番の時間やかまってあげられない時にはハウスに入れておくことをお勧めします。
ぼくの愛犬は、お留守番や就寝時はハウスに入っています。
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これが、かわいそうだという方ももちろんいらっしゃいますが、子犬を飼って、トイレのしつけをしたりお留守番に慣れさせたり、しっかり休息の時間を作るために、ハウストレーニングは必要になってきます。そして、ハウスを気に入ってくれさえすれば、そこを居場所にすることは全く問題ないと思います。
うちの場合は、犬に落ち着ける場所を用意してあげたいのと、自分が余計な心配をしてくないという気持ちもあるために、ハウスを利用して過ごしています。もちろん、自分が家にいる時間はリビングで一緒に過ごしています。
当然、ハウスの時間が長いわんちゃんの場合は特に、運動不足でストレスが溜まってしまわないように気を付けてあげてください。ハウストレーニングについては、いくつか動画を出しているので、良かったらまた見てみてください。
ハウストレーニングのやり方動画
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室内フリーで飼育するには準備が必要です
さて、今回は室内フリーで犬を飼うにはどうするのが良いか?というお話なのですが、やはり、家の中には犬にとって危険になる要素がたくさんあるという事をまず、知っておくことが大切です。子犬の内は、色々なものを齧ったりするのが当たり前で、歯が生え変わった後位からだんだん落ち着いてはきますが、いたずらをしなくなるというわけではありません。
ですので、室内でフリーにして飼いたいと思っても、子犬の内はやはり、行動できる範囲を制限する必要はあるかと思います。サークルなどを利用して、危ないところには近づけないように工夫をしてください。サークルの中には日常的に飼い主さんが使用しているテーブルやソファは入れないようにするのが良いかと思います。部屋の中に犬専用のスペースを用意する。という感じでイメージしてもらうと良いかと思います。
わんちゃん用のサークルについてですが、出来るだけペット用の物を使うようにしてください。100均などのワイヤーネットは、格子状のネットになっているので後ろ足をひっかけて脱走することができます。
それから、人間の赤ちゃん用のサークルのほとんどは素材が木やプラスチックなので、破壊を覚えてしまうとサークルを破壊して家じゅうで悪さをしてしまう可能性が高まります。
ジャンプの癖がある子や、中型犬以上のわんちゃんになると天井が付いていないサークルでは、上から脱走する可能性も十分考えられるので、そちらも注意してあげてください。
もちろん、この辺りの注意点は犬種やわんちゃんの性質で大きく変わってくるのでしっかり考えて判断してください。
環境などについて、動画で解説しています(YouTubeしつけチャンネル)
【動画で解説】愛犬を室内フリーで飼うためには?
部屋の中に犬のスペースを用意する場合、出来るだけ外の音が聞こえにくい部屋に用意してあげるのが良いかと思います。そして、そのスペースの中にふたを外したハウスとおトイレを用意してあげると良いですね。お留守番中、おトイレすることは絶対ないよ。というこの場合は、おトイレは無くても大丈夫です。
それぞれのご家庭で、犬に用意できるスペースというのは違ってくると思います。フリーで飼いたいといっても30畳のリビングでフリーにするのとワンルームの部屋でフリーにするのとでは話が違いますね。なので、フリーで飼う方法。というとちょっと説明が難しくなりますが、将来室内フリーにして飼育する場合でも子犬の内は出来るだけ行動範囲を制限して、いたずらをさせない環境づくりをしてあげてください。そこから、徐々にスペースを広げてあげるのが良いかと思います。
飼い主さんが家にいるときは、部屋で一緒に過ごすようにして、犬がどんなものに興味を示すのか?を見てあげられると良いですね。そして、犬にとって危険のない部屋作りをして、短い時間からその場所でフリーで過ごさせるようにして見て下さい。フリーで飼うためにも、少しずつトレーニングをしていくことが必要になるということですね。
みなさんのご家庭のスペースや、お留守番の長さによってこのお話が参考にならない場合もあるかと思います。
・まずはハウストレーニングをしっかりしてから、
・フリーにできるスペースは少し狭い範囲からだんだんと広げること。
・必ず様子を見ながら行動範囲を広げていくこと。
それから、無理にフリーで飼う必要は全くないという事も覚えておいてもらうと良いかと思います。
フリーで飼うことも自由ですし、ハウスを使って管理をしながら飼うことも自由だし、可哀想なことでもありません。飼い主さんにも愛犬にもストレスが無い暮らし方を、ゆっくり時間をかけて見つけてみてください。