春日井市鳥居松町のビルの1階にある天ぷらと和食のお店「天ぷらてる」をご紹介します。
カウンター席で1品ずつ揚げたての天ぷらを楽しむことが出来るお店です。
今回はランチタイムのみ提供されているお値打ちな定食をいただきました。
大将が揚げる天ぷらはどれも絶品。贅沢なひと時を過ごせますよ。

今回伺ったのは鳥居松町にある「天ぷらてる」さんです。
以前は不二ガ丘で営業をされていましたが、2019年4月よりこの場所でリニューアルオープンをされました。

店名の「てる」には先代の「輝」というお名前が使われており、先代のころから数えると40年以上の歴史があるお店です。

今のお店にリニューアルされ「老舗は、常に新しい。あなたの笑顔と共に。」をコンセプトに大将と女将さんが中心となり新しい風を取り入れながら上質なひと時を提供するお店として営業をされています。
常連さんが多くいらっしゃるのも歴史あるお店ならでは。
取材中も昔からの常連さんがいらっしゃっており、長く愛されているお店ということがうかがえました。

店内はカウンター席がメインとなっており、奥に個室も1席用意があります。
カウンター越しに大将が揚げたての天ぷらを1品ずつ出してくれるのが特徴です。
今回は平日のお昼に伺いましたが、13時過ぎだと待ち時間なく食事が出来る雰囲気でした。（ラストオーダーは13時15分です）

ランチメニューはこちら。
「お昼の天ぷら定食（税込み2200円）」と「お昼のコース（税込み5500円）」があり、お値打ちに楽しめる「お昼の天ぷら定食」が人気というお話でした。

この他に単品で好きなものを注文できるメニューも用意されています。
こちらが定番のメニューで

こちらが季節の天ぷらメニューです。
コースに加えて単品の追加注文も出来るので、好みのものを注文したい方には嬉しいですね。

今回は「お昼の天ぷら定食（税込み2200円）」をいただきました。
天ぷら6～7品にサラダ、ご飯、お味噌汁、お漬物、デザートにアイスクリームが付くメニューです。
天ぷらはおまかせになり、海老や魚に野菜などを含めた6～7品が提供されます。

まず初めにサラダが出てきました。
レタスに紫玉ねぎやパプリカが乗った鮮やかなサラダです。
みずみずしくとても美味しくいただくことが出来ました。

その後にご飯、お味噌汁、お漬物が出てきます。

このお味噌汁は先代の味を受け継がれているそうで、合わせ出汁のとても美味しいお味噌汁でした。

サラダを楽しんでいると、初めの天ぷらが出来上がりました。
1品目は海老で、ぷりっぷりで衣はサクサク。
揚げたてならではの贅沢な味わいが楽しめました。

2品目はさよりで、ふっくらした食感。
海老や魚などもしっかり出てくるので満足度の高い内容です。

3品目はズッキーニで、熱々でほくほく。

お勧めは塩ということで付けてみましたが、とても美味しくいただくことが出来ました。
1品ずつ大将が簡単な説明とお勧めの食べ方を教えて下さるので、より深い味わい方が出来ると思います。

4品目、5品目は大きなしめじとスナップエンドウ。

しめじは出汁たっぷりがおすすめ、ということでたっぷり付けていただきました。

6品目はあおさとちくわの天ぷらです。
あおさは今の時期は生のものを使っているそうで、とても香り良く、ちくわももちもちの食感でとても美味しい天ぷらでした。

7品目は鶏のつくねを大葉で巻いた香り揚げです。

こちらのメニューは先代のころから続く人気メニューだそうです。

8品目は表面に衣をつけることで油を含ませないようにして、素材の水分で蒸し料理のように仕上げたなすです。
よくあるなすの天ぷらとは全く異なる新感覚の天ぷらでした。

最後には再度海老が出てきましたが、1品目の海老と違う食感や味わいが楽しめるよう揚げ方が変えられており、大将の粋な計らいが感じられました。

おまけでミディトマトの天ぷらも出していただきました。
コロンとした形が可愛い、1玉丸ごとの天ぷらで中はとろとろ。とてもジューシーな食感でした。

デザートは抹茶アイスクリームで、ゆっくり全ての品をいただくと最後には満腹に。
とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

ランチの定食はお値打ちに提供されているため天ぷらの油には白絞油が使われていますが、ディナータイムは太白ごま油が使われておりまた違った味わいが楽しめるようになっています。
粉から温度、油までこだわりぬかれた天ぷらはどれも絶品ですよ。
店内も上質な時を感じられるとても良い雰囲気のお店なので、是非立ち寄ってみて下さいね。

※取材では天ぷらてる様のご協力により、ベビートマトの天ぷらを無償でご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。