【高崎市】中之条ビエンナーレで圧倒的大作を展示した作家 春田美咲が四万甌穴の渦を描く~展覧会開催中!
ビエント アーツ ギャラリー(問屋町) で現在開催中の展覧会「轟轟と流れる」をご紹介します!
春田美咲 MISAKI HARUTA「轟轟と流れる」
2023/3/25(土)~4/24(月)
OPEN: 毎週 土・日・月曜 12:30~18:30 (最終入場 18:20まで)
入場料無料
作家 春田美咲さんと中之条町四万
作家 春田美咲さんは 中之条ビエンナーレ2019・2021と2回連続で四万会場にて作品を出展されました。
2019年の作品は、体育館まるごと使うスケールで「滝の音と川の音と雨の音。そして中之条に滞在しないと分からないような感覚的なもの」をドローイングという形で表現したそうです。
2022年の作品は、ものすごく印象的な「ミシ」「ミシ」の大量の吹き出しから始まる壮大な展開をコミカルに表現しました。
春田 美咲 《何が聞こえる》 Misaki Haruta "What do you hear?" (YouTube)
紅葉した四万 甌穴で感じた感覚を作品に
四万の自然に魅せられた春田美咲さんが紅葉真盛りの甌穴を訪れた時、渦を巻く川の流れに「吸い込まれるような感覚」を覚えたそうです。
今回の展覧会の大型作品「轟轟と流れる」は、甌穴で感じたその感覚は何だったのか?を徹底的に探り、2000枚ものドローイングをした中から厳選して作り上げた作品です。
春田美咲さんは「作品を見たときに 絵画空間に迷い込むような作品を目指しているので、ぜひ実際に体感していただきたいです」と仰っていました。
皆さまも展覧会に足を運んで、壁面いっぱいに鮮やかに広がる作品の前に立ち「絵画空間に吸い込まれるような感覚」を味わってみてくださいね。
小さな作品は2000枚のドローイングをもとに、色彩と勢いを巻き込んで作られました。
お部屋の壁に飾ったらモダンで素敵ですね。
私は北欧風にも北斎風にも見えました。皆さまはどんな感じを受けますか?
春田美咲さんは 絵の具の質感によるレイヤー感(遠近感)をずっと研究されてきたそうです。
画像ではわかりにくい質感の違いが生み出す躍動感を、ぜひ展覧会でお楽しみください。
こちらは、中型作品「流れる」です。
都会育ちの春田美咲さんにとって四万の自然はとても新鮮で驚きと発見に満ちているようです。
今回の作品のモチーフとなった甌穴のある四万川の流れを辿ると利根川に合流します。
利根川は春田さんの出身地(千葉)のすぐ側を流れるなじみ深い川なので、とても驚いたそうです。
春田さんは自然の中でも特に形を変えて流れていく川が好きで、これからも「利根川を描く作品をどんどん作っていきたい」と仰っていました。
春田美咲
■ アーティスト・トーク 春田美咲「轟轟と流れる」(YouTube)
公式Instagram.
公式HP*作品多数掲載
今日からビエント アーツ ギャラリーでの展覧会2週目が始まります。(土~月OPEN)
ぜひお立ち寄りください。
【詳細情報】
ビエント アーツ ギャラリー
公式HP. .公式Instagram
住所:高崎市問屋町2丁目7(ビエント高崎1F西側)(GoogleMap)
営業日:土・日・月曜
営業時間:12:30-18:30(最終入場18:20まで)
駐車場:あり 無料