ひるおびに登場　連休の混雑軽め「銚子」「佐原」「青梅御岳山」はどんな場所？未紹介の飯山、箱根も

穴場ずらし旅、愛好家

8/28(水) 11:30

宿泊経験500泊。関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな！です。

TBS系の情報番組、ひるおび（朝10:25～）で、28日（水）に「暑さ忘れる残暑旅　連休にずらし旅も」の特集が放映されました。今年４月に続き、筆者（とらべるじゃーな！）が情報提供に協力いたしましたので、放送に乗らなかった情報も含めてご紹介させて頂きます。

※都合で放映は未視聴ですので、予定内容に基づきます。

銚子は、犬吠埼灯台（写真）や、ぬれ煎餅で知られる銚子電鉄の知名度から、決して無名の観光地ではありません。

しかし、千葉県の観光地では、アクアラインで訪ねやすい君津地区や、知名度の高い安房地区（鴨川、館山など）に人が集中しやすく、銚子が位置する海匝地域（かいそうちいき）への観光客は少な目。

君津地区の約半分、安房地区の約４分の１の観光客しか訪ねておらず、房総では狙い目の観光地と言えます。（データ　令和４年千葉県観光入込調査報告書）

人が少ないのは、観光地として今ひとつだから？という疑問もあるかもしれません。

しかし、銚子電鉄沿線は、全線がまるでテーマパーク。訪ねたい観光地が目白押しです。銚子電鉄沿線を、主な駅の順番にご案内すると次のようになります。

・銚子駅　…銚子電鉄の始発駅。特急しおさいや高速バスで訪ねます。町なかの駅ですが、飲食店もあります。

・仲ノ町駅　…小さな駅ですが、かわいらしく風情ある古い駅舎や車庫での記念撮影が可能です。徒歩数分のヤマサ醤油工場（見学は予約制）では、醤油ソフトクリームがおすすめ。

・観音駅　…五重塔や大仏がある銚子の観音さま（飯沼観音）が徒歩圏。銚子観音前の大判焼きは、地元の人がまとめ買いしてゆく人気店です。

・君ケ浜駅　…海に面した、穴場のしおさい公園が徒歩圏です。しおさい公園を経て海沿いを、犬吠埼灯台まで歩くこともできます。駅から灯台まで約20分です。

・犬吠駅　…海に映える真っ白な灯台が印象的な、犬吠埼灯台が徒歩圏で、銚子電鉄の観光のハイライト。駅舎もお洒落で、銚子電鉄の名を広めた、ぬれ煎餅も販売しています。海が見える露天風呂がある犬吠埼観光ホテルや犬吠埼ホテルは、立ち寄り、宿泊ともおすすめです。

・外川駅　…穴場ですが、銚子電鉄の終着駅であり、非常に風情があります。海へと続く坂のある町で、写真撮影、写生もおすすめです。天ぷらラーメンが名物で、穴場の絶景である屛風ヶ浦へタクシーで向かうこともできます。

ひるおびで紹介されるのは、筆者がおすすめしたなかで、犬吠埼灯台、犬吠埼の日帰り温泉、世界一ちっちゃな水族館、飲食店のうみぼうずあたりと聞いています。

番組では紹介されなかった名所も多数ありますので、ぜひ上述の内容や、リンク先を参考にされてください。

ひるおびでは、房総の人気観光地のずらし先の銚子のほか、混雑が激しい小江戸・川越のずらし先として、千葉県の佐原（さわら）も紹介の予定です。

川越に比べ、飲食店の数は少ないですが、川沿いに風情ある古い町並みが広がります。日帰り客が多いですが、佐原駅前のルートインは観光にも利用できる仕様で、宿泊すると旅に深みが出ます。

また、高尾山のずらし先として東京都青梅市の御岳山（みたけさん）も紹介予定です。

ケーブルカーあり、景観よし、神社ありと、高尾山と似ていますが、人出はかなり少なく、特に連休なら御岳山がおすすめです。

また、筆者が番組スタッフの方に候補として紹介したものの、ひるおびでは紹介されない予定ですが、長野善光寺のずらし先として面白いのが、新幹線で長野駅のとなりの飯山。

46もの寺院を擁する寺町で、明治時代に長野善光寺に鎮座していた貴重な「仁王像」を見ることができます。飯山駅から、野沢温泉への直行バス（所要25分）が出ており、立ち寄り湯もあります（湯温は高め）。

このほか、混雑が激しい箱根左回り（箱根湯本→大涌谷→芦ノ湖→箱根湯本）に対して、箱根右回り（箱根湯本→芦ノ湖→大涌谷→箱根湯本）も番組スタッフの方に候補として紹介しましたが、時間の関係で、紹介されない予定です。

TBS系のひるおびは、午前の部では、旅行やランチを含め、くらしに役立つ情報をコンパクトにまとめて紹介している人気番組です。

混雑を避けて良い場所を訪ねる「ずらし旅」には、下のリンクもご活用ください。

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