桜台市民センターを海手に下ったあたりの、JR阪和線の東岸和田駅と下松駅の中間程の場所の踏切横に、最近青いコンテナハウスが建っていて

なんだろうな？と気になっていると、横の柵に何やら書かれている文字があり、よく見てみると「テイク ファイブ コーヒー スタンド」の表記が。

営業日　Sat(土曜日) Sun(日曜日)

営業時間 10:00～17:00

と書かれていたので、その日は出直し、日曜日に再度訪れてみました。

近づいてみると、入口に「Take Five Coffee Stand」と書かれた木の看板があり、更に中に入ると

ピカピカに磨き上げられたガラスに「Take Five Coffee Stand」の文字が印象的なドアと

可愛い植木鉢がお洒落に置かれたエントランス

小さなスペースに、雰囲気良く造られた入口がなんとも素敵なコーヒーハウスが目の前に登場しました。

中に入ると、笑顔が素敵な２人の看板娘さんがお出迎えしてくれ、それだけで、ああ、ここは素敵な場所だな。とわかってしまいました。

この日は娘さんのお友達がお父様とご来店されており、和気あいあいとした穏やかな雰囲気が、休日の午後のゆったりした時間にとても心地よい。

所々に配置されたアート作品や

ドライフラワーなどのインテリアと、背景のティファニーブルーの壁がお洒落。

前述の「コーヒーの絵」は、近隣の中学校で美術教師をされている知人の方が描いたそう。その中学校に通う息子が「あ！知ってる！すごい！」の歓声を上げる。

それでは、早速何か飲もうかと、メニューを拝見させて頂く。

メニュー表の横には、カフェ・ラテだと「ミルク」と「エスプレッソ」が入っている。キャラメルラテだと「ミルク」と「キャラメル」と「エスプレッソ」が入っている。など、図解説明でこのドリンクがどんな配分なのかがわかりやすく書かれていて画期的。

某有名大手コーヒーショップでも、訳が分からず頼んでいる事が多いので、こういう風に説明してくれているとコーヒーの名称に対する理解が深まって楽しい。

カウンターには、コーヒーに合うお菓子も数種類販売されていて、これも何を選ぼうかな。と楽しめる。

コーヒー豆や

ロゴステッカーなども販売されていて、美味しかったお裾分けで家におみやげを買って帰る事も出来るなぁと眺める。

この日は売り切れてなかったのですが、普段は手作りの焼き菓子のフィナンシェやシフォンケーキ、マドレーヌなどもあるようで、次回は是非一緒に食べたいと思う。

待つことしばし、マスターが丁寧にミルクフォームを作りだす。

看板娘ちゃんの見守る中、ミルクをスチームする音が聞こえ、

出来上がったミルクフォームが丁寧にカップに注がれる。

出来上がったのがこちら。

この日は、「カフェ・ラテ」と、「キャラメル・ラテ」を注文したのですが、あ、写真撮ろうと思ったら、お連れさんはすでに「キャラメル・ラテ」を美味しい美味しいとごくごく飲んでしまってる。

「カフェ・ラテ」の表面に滑らかに描かれた「リーフ」のラテアートが美しい。

一口飲むと、ふんわりと上に溜まったミルクフォームと混ざり合って、極上の飲み心地。美味しいです。なんとも幸せな気持ちになる空間。

お店のこだわりとして、スペシャルティコーヒーの豆を使ったエスプレッソを提供しているそうです。

コーヒーが好きなのですが、こちらのコーヒーからも、マスターの溢れるコーヒー愛が感じられて、良いです。

お話を聞くと、熊取町にある「BEAR COFFEE」などで学ばれたそうです。

コーヒー以外にも、こちらの画像のような、キャラメルシロップとミルクで作られた甘いドリンクもあるとの事なので、小さなお子様も一緒に楽しめます。

この日、「コーヒー飲めないから。」と、家で待ってることにした末の娘も今度は連れて来ようと思います。

柔らかい日差しの差し込む中、ゆっくりと美味しい珈琲を頂いて、素敵なひと時を過ごすことができました。

お店のInstagramを見るとTake five =”Let’s take a five-minute break”と書かれています。

”5分の休みをとりましょう”

いい言葉ですね。

休日の、ふとした時間に”5分の休みをとりにいく”。

そんな時に最適な空間です。