【高知県室戸市】祝!3年ぶり開催!『吉良川の町家雛まつり』が楽しすぎた
明かりをつけましょぼんぼりに〜♪
この時期になるとどこかで必ず聞くこのフレーズ。
室戸で雛まつりといえば吉良川。
コロナ禍で毎年中止となっていた『土佐の町家ひなまつり』が3年ぶりに開催しています!めでたい!嬉しい!
高知県の東部6市町村に会場がある『土佐の町家ひなまつり』。室戸市会場が吉良川町の「吉良川まちなみ館」
吉良川では会場の吉良川まちなみ館だけではなく街の通り全体が雛まつり一色となるのです。
初日で平日の今日、さっそく行ってきました!
駐車場や会場各所においてあるマップをもらって見ながら歩くとスムーズです。ぜひゲットしてください。
駐車場には雛まつり支援金の募金箱もおいてあるのでぜひご協力くださいね。
普段はどちらかというと静かな佇まいの町並みですが
雛まつりの期間中はあちらこちらの雨戸が開き、中にからきらびやかな雛人形が顔を覗かせます。
玄関先にお花を生けているお家も多く見ているだけでウキウキ春気分。
雛まつりの期間中だけは入り口に生けられた菜の花と桃の花を目印に自由にお家に入ることができるのです。
重要伝統的建造物保存地区に選定されている吉良川のまちなみ。
高知県の温暖で雨の多い気候に合わせて作られた家々の、凝った作りもじっくり楽しめるのがこのお祭りの醍醐味でもあります。
子どもたちが作ったであろうお雛様も随所に飾られていて本当に楽しい!
皆さんが色んな工夫をして飾っているお雛様ですが、中でも今年の私のベストワンはこちら。
なんと土佐備長炭で作られたお雛様。一人一人のお顔がとてもキュート!見ているだけで癒されます。
家に連れて帰りたい。。。
そして、なんといっても雛まつりのお楽しみは食べ物です。
名物「かぼちゃ饅頭」。
今年は平日にお邪魔したのでゲットできました!土日にいくと売り切れていることもあり買えない年の方が多い。
鮮やかな黄色の皮に紫のあんこ。かぼちゃの皮にまん丸紫芋のあんこハーモニーが目も舌も喜びます。
今日は買えなかったのですが、芋ドーナッツも人気。
そして今年初めてゲットしたのが「みょうが飯」。
田舎ずしにも使うみょうがの酢漬けとシラスを混ぜ込んだご飯は、さっぱりとしてみょうがのアクセントが美味しく、いくらでも食べられそうな勢い。南天の葉をチラリと飾っているのも粋でいいですよね。
吉良川まちなみ館で面白いものを見つけました。
「雛人形からの挑戦状」
なにやらウォークラリー的なものでしょうか?
マップを見ながらスポットを探していくと吉良川のまちなみを形づくる名物たちと出会える仕組み。「挑戦状」なんてネーミングも子どもたちが楽しみながらどんどん歩けそうですね!
全部のシールを集めるとお菓子がもらえるそうですよ。
この日は嶺北など少し遠方からバスの団体客も来てました!だんだんにぎわいが戻ってきて嬉しい限り。
『土佐の町家ひなまつり』、「吉良川の町家雛まつり」はまだまだ始まったばかり。
ぜひぜひ行ってみてくださいね!
【土佐の町家ひなまつり『吉良川の町家雛まつり』】
開催期間:3月2日(木)〜5日(日)
開催場所:吉良川まちなみ館とその周辺
※竹の花器が飾ってあるお宅にお雛様が飾られておりお邪魔することができます
出店:芋ドーナツ・かぼちゃ饅頭・五目ずしなど(記事内「雛まつりマップ」参照)
見どころ:ひな行列(3月4日(土)11:30〜・5日(日)12:30〜)
ひな行列ルート:御田八幡宮→東町→西町(雨天中止)
お問合せ:NPO法人吉良川町並み保存会
TEL:0887−25−3670 / 090−8978−4516