自家製フライドガーリック風味で食欲爆発!鶏むね肉のトンテキ風
こんにちは、料理ブロガーの筋肉料理人です。今日は鶏むね肉を使ったトンテキ風を紹介させて頂きます。皮を外して下処理した鶏むね肉をフライパンで焼き、ウスターソースベースの濃厚ソースで味付け、自家製のフライドガーリックでビターな風味を入れる事で食欲を刺激!暑い時にも美味しく食べられる料理にします。
トンテキ
トンテキは厚切りにした豚肉のステーキにウスターソースベースの濃厚ソースをかけた料理で、三重県四日市市の名物料理として有名です。にんにくも添えられていて、夏のスタミナ補給にバッチリの料理でもあります。
豚ロースの厚切り肉を使うので牛肉よりは作りやすいと言えますが、脂の多い部位を使うとカロリーが気になるところですし、豚肉とは言え厚切りだとそれなりにお値段も張ります。
そこで鶏むね肉です。鶏むね肉ならお値段安いし、皮を外せばささみと同じカロリーでタンパク質豊富。豚肉より旨味が少ないですが、そこは濃厚ソースとフライドガーリックの風味でカバーできます。鶏むね肉なら財布を気にせずお肉でお腹いっぱいになれます。
自家製フライドガーリック風味で食欲爆発!
鶏むね肉のトンテキ風
まずは作り方動画をご覧ください。
材料2人分
鶏むね肉 1枚(300g)
にんにく 2かけ
キャベツの千切り 適宜
ミニトマト 2個
刻みねぎ 適量
オリーブオイル 大さじ1/2
A ソース材料
ウスターソース 大さじ2
ケチャップ、しょうゆ、砂糖 各大さじ1
B 鶏むね肉の下味
片栗粉 大さじ2
日本酒 大さじ1と2/3
しょうゆ 小さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
作り方
1)Aを混ぜ合わせてソースを作ります。
2)鶏むね肉は皮を外し、皮がついていたほうを下にしてまな板に置き、身の中央に切り込みを入れて開きます(観音開き)。開いたら半分に切ります。
※取り除いた皮は冷凍しておき、ある程度溜まったら鶏皮ぽん酢、鶏皮せんべい等作ります。
開いた鶏むね肉にラップを被せ、麺棒、瓶の底などで軽く叩き、肉の繊維を軽く潰します。※こうすることで、下味の調味料が染み込みやすくなります。
ボウルに入れ、Bを揉みこみます。ポリ袋に入れて揉んでもいいです。
3)にんにくを薄切り、中央に芽があるので、菜箸で押して外します。※芽をつけたままにすると、ガーリックオイルを作る時に外れて焦げ、焦げ臭くなります。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、時間をかけてフライにします。きつね色になったら取り出します。※薄いきつね色でいいです。茶色になると苦みが出ます。
4))同じフライパンを弱火にかけます。鶏むね肉を広げて入れ、7~8分焼きます。※弱火で時間をかけて焼く事で、肉の中心部にしっかり熱を入れます。
5)焼き目がついたら返して反対側にも軽く焼き目をつけ、混ぜ合わせたソース材料を加えます。火を強くして煮立たせ、煮立ったら弱火で肉を返しながら絡めます。ソースに軽くとろみが付いたら火を消します。
鶏むね肉を食べやすく切り、キャベツの千切り、ミニトマトと一緒に皿に盛ります。
鶏むね肉にソースをかけて刻みねぎ、フライドガーリックをちらします。
鶏むね肉のトンテキ風の完成です!鶏むね肉は下処理してるのでしっとり柔らかジューシー、濃厚ソースが絡んで美味しい。このままでも美味しいのですが、鶏むね肉にフライドガーリックをのせて食べると、フライだガーリックのビターなにんにく風味が加わって更に美味しくなります。お酒が飲める方はビールが飲みたくなるし、ご飯が好きな方は白飯がモリモリいけるでしょう。
鶏むね肉はタンパク質だけでなく疲労を回復させる成分や、ご飯、麺を効率よくエネルギーに換えるビタミンBをたっぷり含みます。そしてにんにくにはその働きを助ける成分があるのでスタミナ補給に効果があります。
残暑のスタミナ補給にコスパが良くて美味しい「鶏むね肉のトンテキ風」をお試しください。
余った鶏皮の料理はこちらです。