大誤算!キャンプ場経営を断念。その理由と今後について#40
タイトルを読んで驚いた方もいらっしゃると思いますが、キャンプ場作りを断念することになりました。
今回はその経緯をお話ししたいと思います。
これからキャンプ場を作ろうと思っている方の少しでも参考になれば幸いです。
「断念の理由」
まず最初に結論から言いますと、開拓地近隣の農地や山林を管理している区長さんより「キャンプ場はやめて欲しい」と言われたことがキャンプ場作り断念の理由になります。
開拓地に行くまでの道は舗装されている訳ではなく、非常に荒々しい道となっています。近隣に住んでいる方もこの道を使いますが、
不特定多数の人が通るのは困る、というのが1番の理由でした。
もちろんこの区長さんの要望については強制力がある訳ではありませんが、僕たちがその思いを受け取った形になります。
区長さんは威圧的に話しに来られた訳ではなく、非常に紳士的に振る舞って下さいました。
この里山を守りたい、そんな気持ちが伝わってきたんです
ですので、なんとかキャンプ場を始めるためにあらゆる手段を使って突き進める!という気持ちにはなりませんでした。
今は個人でキャンプ場を作る方が多く、まさにブームになっています。今までも何度もこのような話をしてきたのだろうと、区長さんの話しから聞き取れました。
自分たちもここの景観が良く、素晴らしい環境なのは充分分かります。
里山を守りたい、という区長さんの気持ちに賛同し、キャンプ場作りを断念しようと決めることにしたのです。
「土地購入前に確認はしたのか」
キャンプ場を開拓するにあたって、近隣住民などからのクレームはないか意識しなかったのかというと、ちゃんとしていました。
近隣の方ともキャンプ場作りについてお話しをして理解して頂いていましたし、売主さんや不動産屋さんにもキャンプ場の構想を話した上で大丈夫とのことで購入を決めたのです。
市役所や、まちづくり条例などにも適切な書類を出して進めていました。
ですが、調べが甘かったのは間違いありません。
購入前にもっと神経質なまでに確認をするべきでした。
ですが正直最初に区長さんの存在を知ることが出来たのか、疑問ではあります。
土地購入前になかなか深いった話を近隣の方ともしないので、どうやって気付けば良かったのか今でも分かりません。
「購入した土地はどうするのか」
キャンプ場をする、という目的で購入しているので売主さんに購入撤回は出来るのかも知れません。売主さんも「他の土地を探す」という話もしてくれていたそうですが、購入撤回はしないことにしました。
この開拓地は自分たちの遊び場・住居として開拓していくことにします。
その理由としては、この土地が本当に気に入ったからです。その想いについては動画でも話していますので良ければご覧下さい。
ただ、もし購入した土地が広大で、購入金額もさらに高ければこう易々と諦められるものではなかったと思います。これからキャンプ場開拓のために土地探しや、購入を検討されている方もいらっしゃると思いますので、ぜひ僕たちの例を上げて「ここ、キャンプ場大丈夫ですよね?」としっかり確認した上で計画を進めていって下さい。
ちなみに、僕たちはこの開拓地で「開拓のスキル」を上げてリベンジしたいと思います。
KAGARIBI けい
〜プロフィール〜
お酒好き夫けい。飲むより食べる方が好き妻ゆか。田舎の山にセルフビルドして家を建築中。
ブログのコメントいつもありがとうございます。返信機能が無い為お返事できなくてすみません。
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