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【茨木市】50年の営業に幕…プラネタリウムが8月20日で閉館、府内最古の投影機「MS-8」引退へ

きのこ地域ニュースサイト号外NETライター(茨木市)

合同庁舎7階にある市のプラネタリウムは、1973年(昭和48年)の開館から今年で約50年。

長らく愛されてきましたが、このたび2023年8月20日で閉館し、現在市役所横に建設中の新施設「おにクル」へ移転することが決まりました。

合同庁舎
合同庁舎

閉館が決まってから様々な特別プログラムやイベントが開催されていましたが、ついにファイナルに突入。閉館までカウントダウンが始まっています。

最終日と前日のスケジュールは以下の通り。

天文観覧室ファイナル スケジュール

【2023年8月19日・20日】
投影時間:10:30/12:30/14:00/15:30 の計4回
定員:57名(当日先着順)
料金:大人100円、4歳~中学生50円

歴代解説員のナレーション(録音)や利用者からの思い出とともに50年分の星空の話題をふりかえる特別プログラムが投影されます。

プラネタリウムイメージ
プラネタリウムイメージ

また、8月20日の最終投映のあと、現在現役で稼働している「光学式投影機MS-8」の引退セレモニーが行われることになっています。

最終投影とMS-8引退セレモニーについて

光学式投影機MS-8は、現在大阪府内で使われている投影機の中で最も古いもので、日本国内でもこれより古い投影機は数台しかありません。(引用参考元:茨木市)

【MS-8引退セレモニー】
開催日時:2023年8月20日(日)16:30~約30分
定員:57名(当日先着順)
料金:無料

MS-8での投影はこれが最後。また、レトロな館内を利用できるのもこれが最後です。先着順となっていますので、参加希望の方はお早めに!

MS-8、引退後は「おにクル」で展示保存の予定

MS-8は現在の施設で投影の役目を終えますが、その本体は「おにクル」にて保存されるため、開館後にその雄姿を見ることができます。

おにクルの開館は11月26日

新施設の「おにクル」はついに開館日が決まり、工事も佳境に入っています。

現在の様子↓

建設中のおにクル(北側からの様子)
建設中のおにクル(北側からの様子)

新プラネタリウムも現在と同じ7階に入る予定です!

建設中のおにクル(南側からの様子)
建設中のおにクル(南側からの様子)

新プラネタリウムも楽しみですが、現在のプラネタリウムと最後のお別れができるのは8月20日まで。

市のホームページでは特設ページが開設されプラネタリウムの情報が公開されています。

【施設概要】茨木市立プラネタリウム天文観覧室
住所:大阪府茨木市東中条町2-13(合同庁舎7階)
設置:昭和48年(1973年)1月 ※2023年8月20日で閉館
ドーム径:8m
座席数:57
光学式投影機:ミノルタMS-8 ハロゲンランプ
デジタル投影機:ステラドームプロ/JVC LX-UH1
料金:大人100円、4歳~中学生50円、3歳以下は無料
市内の小中学校、幼稚園、保育園の団体は無料
その他、団体割引あり

地域ニュースサイト号外NETライター(茨木市)

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