釣り好きにこそ食べて欲しい!ダシが美味しいタチウオの食べ方
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釣り人の間で人気のターゲットであるタチウオ。
エサ釣りやルアー、テンヤなど様々な釣り方が楽しめる上に食味も美味しいことで知られ、タチウオが釣れた際には塩焼きにして食べる方も多いのではないでしょうか?
筆者もかつてはタチウオは塩焼きにするばかりだったのですが、実は釣り好きにこそ食べて欲しいダシが美味しいタチウオの食べ方があるんです。
ダシが美味しいタチウオの食べ方とは?
今回紹介する食べ方はタチウオのアクアパッツアです。
タチウオといえば塩焼きがあまりに美味しいので他の料理にするのがもったいないとさえ思っていたのですが、白身でどんな料理にも合うので、甘辛い醤油ベースのタレにチーズを挟んだグルグル巻きも絶品ですし
意外に思う方もいらっしゃるかと思いますがタチウオはダシが美味しい魚なので、今回のように汁物にしても絶品です。
タチウオのぐるぐる巻きの調理法については以下の記事内で紹介しています。
タチウオのアクアパッツアの作り方
ここからはタチウオのアクアパッツアの作り方について紹介します。
タチウオのアクアパッツアのレシピ
材料は以下の通りです。
タチウオ:2-3匹(できれば頭も)
ズッキーニ:1本
アサリ:1パック
にんにく:2片
白ワイン:150cc
ミニトマト:15個くらい
オリーブオイル:大さじ3杯
塩:少々
ローリエ:1枚
まずはフライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだニンニクを加熱して香りを立たせ
下処理をしてぶつ切りにしたタチウオを入れて火を通します。
写真にはないのですが、ここでぜひ入れて欲しいのがタチウオの頭。
魚の頭は、魚の部位の中でも特に旨味が詰っているので、スープに入れることでさらに旨味をアップさせることができます。
タチウオの両面に焼き目をつけたら白ワインを入れ
トマトやアサリなどの材料を全て入れ
そのまま蓋をして、材料に火が通るまで加熱します。
アサリの殻が開くくらいが目安です。
10分ほど経過し、蓋を開けるとタチウオやアサリ、にんにく等の香りがぶわっと広がります。
この時点で既に美味しそうなのですが、仕上げに塩で好みの味に調整すれば
タチウオのアクアパッツアの完成です。
気になるその味は?
完成したタチウオのアクアパッツア。
タチウオといえばやはり「塩焼きが一番」という先入観があったので、トマトなどを入れた洋風ベースの味付けで本当に美味しいのかと初めは不安だったのですが
いざ食べてみると、これが驚くほど美味しいんです。
当然、タチウオの身を食べても美味しいのですが、特筆すべきはこの濃厚なスープ。
トマトやアサリの味わいにタチウオの旨味が絶妙に味わい、スープを一口飲むとタチウオとはこれほどまでにダシが美味しい魚なのだと気づかされるほど。
また初回ではタチウオの頭は捨ててしまっていたのですが、2回目に作った際にはタチウオの頭もしっかり入れたところ、更に旨味が濃く感じられて贅沢な味わいになっていました。
レシピを見てもわかる通り、作り方もタチウオをにんにくで炒めた後に、ワインやその他の具材を入れて煮込むだけなので、見た目以上に簡単に作ることができてオススメです。
今回はタチウオを使ったアクアパッツアの作り方について紹介しました。
タチウオは王道の塩焼きも外せないのですが、今や我が家では塩焼き以上の人気メニューとなっているので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?