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【京都市東山区】寒い日に食べたい!出汁の効いた京のカレーうどん「味味香」

まーちコーディネーター/ライター(京都市)

京都コーディネーターのまーちです。
先日、小雪が舞う中、八坂神社方面へ。この日も非常に寒い日でしたが、雪の中の八坂神社は朱と白のコントラストが綺麗です。祇園界隈は外国人の姿も多く、観光客もかなり戻ってきているようです。

八坂神社の西楼門
八坂神社の西楼門

さて、私が今年のテーマにしているのが「まだ行ったことがない京都の老舗&名店巡り」です。
長く京都に住んでいても生活圏が違うとなかなか行く機会がないままの名店がいくつもあります。今年は積極的にそんなお店を巡ってご紹介したいと思います。

今回、祇園エリアでまだ訪れたことがなかった、京のカレーうどん味味香(みみこう)へ伺いました。八坂神社の西楼門から徒歩2分ほど、東大路通沿いにお店はあります。味味香は1969年に木屋町で創業したカレーうどんの専門店。現在はこちらの祇園店と京都ポルタ店があり、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

お店に入った途端、お出汁のいい香りがしてなんだかほっとします。祇園店は1階はカウンター席のみ、2階にはテーブル席があります。祇園という場所柄、観光客や修学旅行生も多いですね。

「今日は寒いからカレーうどんを食べよう!」と決めていましたが、カレーうどんだけでも9種類あるのに驚きました。牛肉、角煮、海老天などバリエーション豊富です。

そして、さすがは専門店。カレーうどんはカレーの風味と麺の太さが選べます。カレーの風味は、普通、1.5倍、2倍から選択、麺は中太麺、細麺、中華麺からお好みのものを選んでオーダーします。

メニューを拝見すると、カレーうどん以外にも、お出汁のおうどん各種やカレーライスもあるので、グループや家族連れなどカレーうどん以外がお好みの場合も安心です。

今回は最初に気になった角煮カレーうどん(税込1350円)を注文しました。カレー風味はちょっと辛めの1.5倍に、おうどんは中太麺を選びました。
角煮カレーうどんは、角煮がなんと5枚も入っています。これだけで立派なおかずになりそうな、とろとろの美味しい角煮です。

カレー出汁は、昆布と鰹節、鯖節などを使ったお出汁に、11種類の香辛料を加えて独自のカレー出汁に仕上げ、片栗粉を加えあんかけになっています。中太のおうどんに、固すぎずちょうどいいあんかけ具合いで、京都の冬にはぴったり。お出汁が効いているので、カレー出汁も最後まで美味しくいただきました。食べ終わった後は、カレーのスパイス効果でぽかぽかに。

東京暮らしの頃は美味しいおうどんになかなか出会えず、お蕎麦を好むようになったのですが、やはり京都や関西のおうどんはお出汁の美味しさが違うと感じます。観光客にも、地元の方にも愛される味味香のカレーうどん。
初めてという方も久しぶりの方も、ぜひこの冬は味味香のカレーうどんを召し上がってみてはいかがでしょうか。

京のカレーうどん 味味香(みみこう)

〒605-0074

京都市東山区祇園町南側528番地6

TEL:075-525-0155

営業時間:
11:30-19:00(L.O.18:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は、火曜日休業)
公式サイト

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コーディネーター/ライター(京都市)

京都生まれ。2014年より京都観光サイト運営を担当し京都観光や地域情報の発信を始める。およそ10年の東京生活を経て京都へUターン。現在は京都暮らしを満喫しつつ「京都コーディネーター」として京都観光事業、京都暮らしの相談対応、京都への新規出店アドバイスなどを行なっています。京都ならではのスポット、グルメ、伝統工芸、アート、自然など、京都の街の魅力を発信していきます。

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