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チェ・ジョンが史上2人目の450号 1位のスンちゃんまであと17本<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
通算450本塁打を放ったチェ・ジョン(写真:SSGランダーズ)

9日のKBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-NCダイノス(インチョン)は2-1でSSGが勝利。SSGは連敗をストップ。NCの連勝は5で止まった。

SSGは1-1で迎えた4回裏、この回の先頭打者4番のチェ・ジョンが左中間に21号ソロを放って勝ち越しに成功。SSGはこの一打が決勝打になった。

チェ・ジョンはこの一発で史上2人目の通算450本塁打を達成。プロ19年目36歳のチェ・ジョンは過去2度本塁打王を獲得し、今季まで8年連続20本塁打以上を記録している。

KBOリーグの歴代最多本塁打はイ・スンヨプ(現トゥサン監督)の467本で、チェ・ジョンは歴代1位まであと17本に迫った。

◇8月9日(水)の結果

・トゥサン 4 - 6 サムスン(チャムシル)

 勝:キム テフン

 敗:ホン ゴンヒ

・キウム 10 - 8 ロッテ(コチョク)

 勝:フラード

 敗:パク セウン

・SSG 2 - 1 NC(インチョン)

 勝:エリアス

 敗:チェ ソンヨン

・KT 12 - 6 ハンファ(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:ペーニャ

・KIA 2 - 6 LG(クァンジュ)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:イ ウィリ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ノ・シファンが24、25号連発」

ハンファイーグルスの3番、リーグ本塁打1位のノ・シファンがKTウィズ戦で2打席連続の24、25号を放った。ノ・シファンは昨季の23本塁打を超え、シーズン自己最多記録を更新している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウムヒーローズ戦に1番レフトで出場。1打席目四球で出塁し、後続打者のヒットで進塁後、犠牲フライで先制のホームを踏んだ。2打席目ショートゴロ。3打席目セカンドゴロ、二塁フォースアウトで一塁に残り、その後満塁となって押し出しでホームに還った。4打席目ストレートの四球、5打席目は空振り三振だった。3打数無安打2四球2得点。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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