【宗像市】海を渡り「宗像大社中津宮」へ!美しい社殿と樹齢約400年の御神木♬パワーをいただきます。
11月はじめに宗像大社辺津宮のパワースポット散策を記事にし、世界文化遺産のすばらしさにあらためてふれました。
また下旬には「大島ビーチクリーン」という企画に参加し、大島の海岸清掃を体験取材しています。
その際「宗像大社中津宮」見学の機会をいただき、あわせて「沖津宮」を遙拝所より拝し、このうえなくパワーを感じる月となりました。
今回は「中津宮」のパワーあふれるスポットを紹介します。
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(媒体名)YAHOO!JAPANニュース
◇宗像三宮
宗像大社「辺津宮(へつみや)」には、三女神の末女神である市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)がまつられています。
そして海を隔てた大島には、次女神の湍津姫神(たぎつひめのかみ)をおまつりする「中津宮」が辺津宮と向かいあって鎮座します。
長女神の田心姫神(たごりひめのかみ)をまつる「沖津宮」は、玄界灘の中ほどに浮かぶ孤島「沖ノ島」の中腹に鎮座し、神職以外立ち入ることができません。
そのため大島にある「沖津宮遙拝所(ようはいしょ)」から沖津宮を拝します。
「大島ビーチクリーン」に参加した日はよく晴れて、はるか沖ノ島をおがめました。
◇宗像大社中津宮
神湊港より船で大島にわたり、大島港渡船ターミナルに到着したら歩いて数分で「宗像大社中津宮」は見えてきます。
辺津宮と向かい合う社頭には、立派な鳥居が海を守るように立っていました。
二の鳥居に向かって参道をすすみます。
神池にかかる太鼓橋をわたると、階段のさきに見えるのは神門です。
参道わきに織女(しょくじょ)神社があり、下には天の川が流れています。
ここは七夕伝説発祥の地といわれ、毎年8月7日の夜には島をあげて「七夕祭」が、にぎやかにとり行われるとのことです。
中津宮に向かって左側の丘にある織女神社に対して、道をへだてた恵比寿神社境内の奥、中津宮に向かって右側の丘には牽牛(けんぎゅう)神社があります。
社殿へ
60段ほどある石段をのぼり、中津宮社殿に向かいます。
威厳ある神門のさきに見えるのは拝殿です。
神前では神職による祈祷が行われていたので、静かに参拝をすませます。
福岡県指定文化財となっている特色ある造りの本殿は、美しいたたずまいです。
社殿周辺には境内社が点在しています。
拝殿に向かって左手にある樹齢約400年という御神木の銀杏は、色づきはじめた葉が美しく、空にかがやいて見えました。
◇天の川と天の真名井
社殿左手に「天真名井(あまのまない)」の案内板を見たので、おりてみることにします。
「天の川」が流れていますが、水の量はそう多くはありません。
道の途中には「霊泉 天真名井」と石にほられていて、ありがたい泉のようです。
「天の真名井」は延命招福の霊泉で知られ、各地からこの名水をもとめて参拝者が訪れるとのこと。
また、この水で墨をすって字を書くと、上手にかけるという説もあると聞きました。
パワースポットといわれる「宗像大社中津宮」では、いたる所でパワーを感じリフレッシュできた気がします。
神湊から船で20分ほどの「神守る島 大島」におもむき、宗像大社中津宮と沖津宮遙拝所に参拝がかないました。
晴れわたる空と美しい海のはざまに鎮座する「中津宮」にむかって、この良き機会をあたえられたことに船内から感謝を届けます。
七夕伝説発祥の地というロマンチックで神秘的な魅力ある「宗像大社中津宮」をたずねてみてはいかがでしょう。
◆「宗像大社中津宮」について
所在地/〒811ー3701 宗像市大島1811
電 話/0940ー72ー2007
アクセス/JR鹿児島本線・東郷駅から西鉄バス「神湊波止場行」終点下車
神湊港渡船ターミナルより旅客船(15分)またはフェリー(25分)で大島港へ