【氷見市】「マコモタケ」は善玉菌たっぷり神が宿るスーパーフード! その美味しさをを知ってほしい!
秋も深まり、この野菜が氷見市の各地でシーズンを迎えています。和食にも中華にも洋食にも大活躍する、キノコやタケノコのような食感と、クセのないほのかな甘みがあり、善玉菌たっぷりのスーパーフード「マコモタケ(まこもだけ・真菰茸・真菰筍)」です! 「何それ知らない」という声がまだまだ聞こえてきそうなので、今回はマコモタケをご紹介しようと思います。
氷見市仏生寺でマコモダケを栽培している農家さんに特別に見せていただき、収穫体験させていただきましたよ! マコモタケはイネ科の植物で、水辺に群生します。この植物には「黒穂菌」という善玉菌がたっぷり含まれています。
この茎が肥大化したところが、主な可食部です。葉の部分は、お茶にしたり、しめ縄などの材料になります。「神が宿る草」とも言われ、出雲大社にもマコモのしめ縄があるそうですよ。まさに神が宿るスーパーフード。身体に良い上に、その希少さと美味しさで、中華料理では高級食材として扱われているんですよ。
スーパーや直売所では、このような形で販売されています。固い葉を手でばりっと剥いて、茎のツルツルとした皮をピーラーで剥くと、下拵え完了。水にさらしたり、アクを抜いたりは不要です。細切りにして「きんぴら」にするもよし、薄切りにして炒めてもよし、乱切りにして天ぷらにするもよし!
手軽なきんぴらは、もともとマコモタケがもつ甘みを生かして少量の醤油だけの味付けで作っても美味しいですよ。コリコリした食感がクセになります。ピーラーで剥いた皮は、糠床に入れると乳酸菌発酵が進んで美味しい糠漬けになる手助けをしてくれます。黒穂菌は熱に強く、乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌が活動しやすい環境をつくる手助けをしてくれるスーパーフードなので、さまざまな料理に挑戦してみてほしいと思います。
マコモダケは、氷見市内を中心に、富山県内のスーパーや農産物直売所などで11月前半くらいまで手に入るそうです。期間限定の美味しいマコモダケを楽しんでくださいね!