【氷見市】富山市・高岡市から氷見市ファンが集まって、ヒミタスカルチャーで灘浦みかんの収穫・出荷体験!
氷見市宇波地区の特産品「灘浦みかん」が最盛期を迎えています! 甘みと酸味が濃い、氷見のブランドみかんです。
寒さに負けず育った懐かしの味 “灘浦みかん”(なだうらみかん)
小粒で甘酸っぱい、どこか懐かしい味わいの灘浦みかん。寒い富山でもみかんが育つのは、灘浦地区が暖流と寒流がぶつかる場所で、比較的温暖・少雪だから。おかげで”日本最北端のみかん産地”とも言われています!
酸味を活かしたジェラート、ドレッシングにおまんじゅうなど、加工品も豊富です!
(JA氷見市HPより)
天気が良ければ立山連邦も望める、この豊かな土地で寒冷地ながら限られた太陽の光をたくさん浴びて育つ灘浦みかんは、最近では給食でも提供され、子どもたちからも大人気なんだそうです!
こちらは、氷見市きときとファンクラブという、市外居住者のための氷見市のファンクラブイベント「ヒミタスカルチャー事業」の模様です。ヒミタスカルチャーとは、「氷見助かるちゃ~」と「Himi + Culture」(氷見の文化体験)から名付けられたそうです。
地域おこし協力隊の布施直樹さん(京都府舞鶴市出身)は、宇波地区に移住され、灘浦みかんのブランド化推進をされています。
今回のヒミタスカルチャーは、布施さんのみかん農園で収穫と出荷のお手伝い体験です。農園では布施さんから、みかんの木についてレクチャーを。
病気になってしまわないように、みかんを収穫しながら枯れた枝の選定をするそうです。参加者の皆さん、真剣にみかん収穫のポイントをチェックしておられます。
この日は富山市から、高岡市から2名の、3名が参加しました。最初のミッションはみかんの収穫です。日が当たって綺麗な橙色になっているものを収穫するとのことですよ。
刃が反ったみかん用のハサミで収穫します。この反りがあることで、みかんのヘタを残しながら、綺麗に枝を落とすことができます。
このハサミを使いながら、色づき具合を見ながら、たわわに実ったみかんを収穫します。ヘタの切り口からも爽やかな香りに感激されていましたよ! 皆さん布施さんへの質問や、おしゃべりを楽しみながら作業にあたられていました。
富山市からの参加者さんは、氷見市と交流がある飛騨市のファンクラブ会員で、その繋がりから、ヒミタスカルチャーに参加されたそうです。主催者側も唸るほどの様々な体験をされてきた方ですが、みかんの収穫は初めてだそうで、その楽しさに笑顔満開です!
楽しい時間を過ごしながら、あっという間に、この通りカゴがいっぱいになりましたよ。約1時間でたくさんのみかんが収穫できました。
この4箱のみかんを出荷場へ運んで、今度はJAの出荷場で出荷作業のお手伝いです!
サイズごとに選別されたみかんは1kgずつ測って、袋詰めしていきます。袋にパンパンに詰まったみかんの袋の口を集めて絞ってテープで留めると、いつも売り場で見かける姿になります。が、これが実は地味に難しい!
参加者の皆さん、はじめは苦戦しながらでしたが、徐々に手慣れてきて、だんだんと農家の一員の顔になられました。
スーパーや直売所で見かける、氷見の美味しい灘浦みかんの出来上がりです! 太陽の光をたっぷり浴びた幸せの橙色は、この季節だけのご馳走です。
10月下旬から11月下旬が最盛期なので、見つけた時が食べどきです。美味しいみかんを楽しめる期間は限られているので、ぜひ最盛期に味わって欲しいと思います。
今回袋詰めしたみかんは、氷見の季節の農産物がなんでも揃うJAグリーンひみに出荷されたそうです。
布施さんも所属する「灘浦かんきつ研究会」による灘浦みかんののぼりが目印ですよ! 布施さんの農園は普段は、普段はみかん狩りなどの体験のために解放されていないので、大変に貴重な機会でした。これから観光農園としても灘浦みかんブランドを育てたいと意気込みを語られました。
夢の実現のためにいま私たちにできるのは、灘浦みかんを知って購入して美味しく楽しむことです。ますますの灘浦みかんのブランド力アップのためにも地域のおいしさをみんなで分かち合いましょう!