傘と上着が必要な連休明け…南海上では台風発達も北からは寒気!いつ何度まで下がる?:気象予報士解説
3連休明けとなる5日は、日本海側や関東を中心にところどころで雨や雪が降り、東京都心を含め日中でも20度に届かないところが多いでしょう。
南の海上では4日に発生した台風22号が発達を続けていて、夏の空気が健在ですが、日本の北にはすでに強い寒気がひかえていて、今週後半には本州付近にも流れ込んでくる見通し。今週の天気の見通しとともに気象予報士が解説します。
日本海側と関東は傘と上着を、東海や近畿は汗ばむ陽気に
5日は寒気の影響で日本海側は雲が多く、雨が降りやすくて北海道内は日中も雪になるところもあるでしょう。
また風がぶつかりやすい関東~東北南部太平洋側も雲が多く空気がひんやりして、午後は雨が降るところも。東京も夜は折り畳み傘があるとよさそうです。
一方で東海や西日本太平洋側では晴れ間の出るところが多く、日中は汗ばむ陽気でしょう。
もうすぐ立冬!寒さ対策・雪対策が必要な1週間
今週は寒さ対策、そして北海道や東北北部では雪対策が必要な1週間になりそうです。
6日(水)には「冬型」の気圧配置になり、さらに暦の上で立冬を迎える7日(木)には木枯らし1号の可能性があります。
このタイミングで、東北で初雪の可能性があるほか、富士山も初冠雪が観測されるかもしれません。
8日(金)になると高気圧に広く覆われ、放射冷却が効いて東京や名古屋でも予想最低気温が9度と、1ケタの冷え込みに。
なお、台風22号は日本へは近づかない予想になってきましたが、沖縄の先島諸島では風・波の影響がありそうですから最新の情報を確認しましょう。
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