【市川市】大輪のバラも素敵ですが 小さくて可愛らしいミズヒキソウやイヌタデを~大町自然観察園~
市川市大町。夏から秋にかけては梨で賑わうこの界隈。自然豊かなこのエリアは動物園や植物園、自然観察園があり、こどもから大人まで1日中のんびりと過ごせる市川市民の憩いの場として愛されています。
市川市の花「バラ」。里見公園とともに市内屈指のバラ鑑賞の名所としても有名です。自然観察園は、動物園の入口の右から。バラ園は奥にありますが、しばらく続く小径の注目してみてください。
右側が斜面になっている小径の足元付近には、小さな植物が。本当に小さな小さな、淡いピンクの花が連なる草があります。「ミズヒキ(ミズヒキソウ)」と呼ばれる、タデ科の草です。
熨斗袋などに結ばれる「水引」を思い起こさせることからきているようです。
うっかりしていると見逃がしてしまいそうですが、茶の湯の席でも親しまれる、儚さが何とも言えないので、探してみてください。
池の周囲にも、同じタデ科の「イヌタデ」も観られます。花のつけ方がミズヒキソウと異なりますが、こちらも小さな小さなピンクの花を携えながら、ひっそりと咲いています。
他にも紫の実はその名のごとく「ムラサキシキブ」なども。
よ~く周囲を見渡しながら散歩すると、こんな小さくて素敵な植物たちとであることができます。奥のバラ園もいい感じに咲いています。
里見公園とは品種が少し異なるものもあり、中でもグラデーション系は是非ともご覧ください。
【大町公園 自然観察園】
住所:市川市大町4丁目
時間:9:00~17:00
駐車場:あり(1日500円)