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筆順は?バランスも難しい!!「臼」を書こう!!

春佳書道家

こんにちは!書道家の近藤はるか(春佳)です。

以前Instagramで漢字のリクエストを募ったところ、多かったのが「臼」の書き方。新潟の「潟」にもありますね。一見、「白」のようで白じゃない。横画が別れているし、離れている。難しいですね。今回はそんな「臼」を書いていきます。

早速ですが「臼」を書いてみてください。

いかがでしたか?

筆順で迷った人が多いかもしれません。

筆順その1

払いから縦画。ここまでは一緒かと!

外側の転折(てんせつ)を先に。

中の横棒を離して2本。

最後に横画、完成!

筆順その2

先ほどと同じ!

分かれ道!中の横画を一本

外側の転折!カックンと。

中の横画もう一本。

一番下の横画を書いて、完成!!

どちらが正解??

この2つの筆順で迷われたかと思います。どっちが正解なのか??

実はどちらも正解なのです。

漢字辞典においても、出版社によって違う場合があります。教育現場では筆順その2がつかわれています。ただその1も許容となっているのですが、漢字検定や漢字テストではテキストや先生の指示に従ってください。

筆順はなかなか難しいですね。

ほとんどの漢字は筆順は一つしか存在しないのですが、複数存在する漢字もあります。それは字形の美しさなどを考慮してです。

どうぞ参考にしてみてください。

動画もチェック

最後までご覧いただきありがとうございました!

また次回もお楽しみに!

書道家

長崎県出身。4歳から書道を始める。東京学芸大学教育学部書道専攻卒。現在、東京を拠点に活動中。春佳書道教室主宰。高校芸術科書道講師。Instagramにて文字動画や書道作品を投稿している。古典を中心に、様々な書風の作品をつくっている。また「ふで男とゆかいな仲間たち」という書道道具をモチーフにしたイラストも書いている。

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