水道がない山林で水を確保する為に雨水タンクを設置 #47
山林を購入して半年が経ちました。二人でコツコツと開拓をしています。
今現在、3畳の倉庫があるだけでまだ電気も水道もありません。井戸の設置も検討していますが、申請書の作成・申込など手続きに時間がかかる為、もうしばらく先になりそうです。
飲料水としては湧水を汲んで使っていますが、生活用水やモルタルを作る際に使う水は近くの川へ汲みに行ってます。
3畳の倉庫をセルフビルドした時は基礎に使うモルタルが少なかったのでこの方法で済みました。しかし今後、住居となる少し大きな小屋を作るときは、沢山の水が必要になると思います。その都度、水を運んだりするのはさすがに大変だろうということで雨水を溜めて使用できるか試してみることにしました。
雨水を溜める方法
3畳の倉庫に設置した雨樋を利用して雨水を集めます。
落ち葉など大きなゴミで詰まりが起きないように雨樋に網をかけ、たて樋にはフィルター付きの集水機を設置しました。フィルターを通った雨水だけがタンクに流れる仕組みになっています。
タンクの蓋にホースを通す為の穴を開けて繋げます。
ホースの先端には目の細かい排水溝ネットを取り付けてみました。気休めかもしれませんが、少しでも雨水タンクにゴミが入るのを防ぎたいのです。
最後に雨水タンク下部に蛇口を取り付けて完成です。
雨水タンクの設置棚
雨水タンクは使いやすいように高さを出したかったので、倉庫と同じように木材で棚を作ろうか悩みましたが、強度がありそうなので今回は単管パイプで作成。
単管パイプ2mを7本、1mを7本、屋根材は『オンデュリン』を2枚使用しました。
集水機にもオーバーフロー機能が付いているみたいですが、念のため雨水タンク自体にも設置しました。満杯になったら上部のホースから地中に埋めた排水管へ流れるようになっています。
動画も撮影していますので、良ければご覧ください。
これで、ちょっと手を洗いたい時、モルタルを作りたい時、汚れた道具を水で流したい時など毎回川の水を汲みに行く必要がなくなりました。開拓地の「真横」に川が流れていれば良いのですが、多少歩くため水の入ったバケツやタンクを往復して運ぶのはかなりの労力だったため、時短と労力の軽減ができました。
引き続き、開拓を進めていきたいと思います。
KAGARIBI ゆか
〜プロフィール〜
最近おつまみの「なんこつ」が無性に食べたくなる 夫けい。
美味しい「あんこ」のお菓子をたらふく食べたい 妻ゆか。(水曜どうでしょうの影響)
山林を購入してセルフビルドを楽しんでいます。
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