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アップルVision Pro、日本価格は59万9800円から。AppleCare+は8万9800円

武者良太ガジェットライター
Image: Apple

両目で約2300万画素の解像度を持つアップルのXRヘッドセットVision Pro。ついに日本での発売が決定しました。

予約開始は6月14日、発売日は6月28日。価格は256GBモデルが59万9800円となります。

発売当初、OSはvisionOS 1.2を搭載。今年の秋にはvisionOS 2というメジャーアップデートを行い、iPhoneなどで撮影してきた普通の2D写真をAIが立体写真に変換する機能や、MacBookの仮想ディスプレイの大型化、電車移動に対応したトラベルモードなど、従来よりも使い勝手に優れたウェアラブルディスプレイとなります。

普段、メガネを使用しているユーザーは、別途補正レンズが必要になります。眼科/メガネ店の処方箋をもとにオーダーメイドで生産するZEISS Optical Inserts — Prescriptionは2万4800円。老眼鏡の変わりとなるZEISS Optical Inserts — Readersは1万6800円で購入できます。

専用ケースのApple Vision Proトラベルケースは3万4800円。保証サービスのAppleCare+ for Apple Vision Proは8万9800円です。

強固なフロントカバーガラスで守られているとはいえ、何もガードせずに持ち歩くのは危険なデバイスです。海外ではカバーガラスの修理の見積金額が799ドル(約12万5000円)、その他の修理の修理見積金額は2399ドル(約37万7000円)となります。

AppleCare+を利用していれば、いずれの修理も299ドル(約4万7000円)で済みます。

長期間使いたいのであれば、ケースの購入や、AppleCare+の加入を前提として考えていきましょう。

Vision Proは、オンラインのApple Store、Apple Storeアプリ、Apple Store直営店で予約・注文することが可能です。またVision Proの理解を高めるためのデモンストレーションを30分間受けることができます。

Source: アップル

ガジェットライター

むしゃりょうた/Ryota Musha。1971年生まれ。埼玉県出身。1989年よりパソコン雑誌、ゲーム雑誌でライター活動を開始。現在はIT、AI、VR、デジタルガジェットの記事執筆が中心。元Kotaku Japan編集長。Facebook「WEBライター」グループ主宰。

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