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【神戸市兵庫区】えびす様が願うのはアレ!兵庫のえべっさん「柳原蛭子神社」十日えびす大祭11日まで

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫のえべっさんとして知られる兵庫区柳原の「蛭子(えびす)神社(柳原えびす神社)」で令和6年の「十日えびす大祭」が始まりました。11日までの3日間は、露店もたくさん出店し、商売繁盛を七福神の恵比寿様に祈願し、縁起物を買い求める人たちで賑わいます。早速9日の昼頃に訪れてきましたので写真と動画でご紹介します。

蛭子神社があるのは、JR兵庫駅から徒歩約5分、神戸高速鉄道の大開駅・新開地駅から徒歩約10分のところです。駅前広場にも多数の露店が並び、賑わいを見せています。伊勢の赤福餅も3日限定で売られていましたよ。

蛭子神社までは露店がずらーっと並んでいます。露店の数は西宮よりもこちらのほうが多いのではないでしょうかねー。

「サメつり」なんてのもありました。

ほんとにサメだ!面白いですね。

おでん、サザエの壺焼き、牛串、りんご飴、たこ焼きなど色んな種類の露店がありますが、なぜかはしまきのお店が多かったです。

9日の宵えびす、10日の本えびす、11日の残り福と、この3日間は「福」を授かりに約20万人の人々で終日賑わいます。兵庫駅周辺がこんなに賑やかになるのは1年でこの3日間だけ!

1分44秒の動画でご紹介!

1月9日午前10時頃には、まぐろ奉納神輿を勇壮に担いで、「蛭子神社」周辺の町内を巡り、本殿へとまぐろを奉納する神事が行われます。大きなお賽銭箱の後ろにもマグロが!

こちらにも海の幸が。神戸水産物卸協同組合の皆様によるものです。

楠に囲まれた「蛭子神社」の境内は600坪の広さで普段は空いていますが、この3日間だけは参拝者で埋め尽くされます。

御社殿(本殿)の横には神楽殿があり、1月9日(火)の宵えびすでは、南あわじ市の淡路人形座が、家内安全商売繁盛を願って淡路人形浄瑠璃「戎舞(えびすまい)」が奉納されます。

酒を飲んで上機嫌になったえびす様が福を運び、 船に乗り込んで、沖で鯛を釣ってめでたしめでたし……と参詣者に福を与えるという内容なのですが、これがなかなか面白かった!

「年金の心配なく幸せに」とか、阪神タイガースの優勝に触れ、「今年はアレの次のアレをできるように」などと願って杯を傾けるシーンには、どっと笑いが。
ご覧になれなかった方のために、フルバージョンの動画でご紹介します!動画をご覧になって「福」を授かってくださいねー。

淡路人形浄瑠璃「戎舞(えびすまい)」11分33秒のフルバージョン動画

福笹・竹札・お守り等の授与は、3日間共に午前7時~午後11時迄。御朱印は、神社で用意した十日えびす参拝記念(初穂料500円)を授与しています。

「蛭子神社」の隣には、「大黒尊天 福海寺」があります。大黒天の神様は、開運招福、財運招来(商売繁盛)、家内安全、五穀豊穣などの守護神として信仰されています。こちらの大黒天の神様からも「福」を授かりましょう。

基本情報
名称:蛭子神社(柳原えびす神社)
住所:兵庫県神戸市兵庫区西柳原町5-20
催物名:令和6年 十日えびす大祭
期間:1月9日(火)・10日(水)・11日(木)
アクセス:R兵庫駅南口より、東へ徒歩5分、神戸高速鉄道 新開地駅、大開駅より徒歩10分。地下鉄 西神・山手線 上沢駅より徒歩15分。地下鉄 海岸線 中央市場前駅より徒歩15分
兵庫・柳原 蛭子神社 公式サイト

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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