イギリスのことわざに 【疲れた犬は良い犬】

というものがあります。

ご存知ない方も多いので、このことわざの真意や具体例などをお伝えしていきますね！

問題対処をしなくてすむ！？

「いたずらばかりする」

「甘噛みが激しい」

「やたらと吠える」

「お散歩で興奮しまくり」

「お留守番ができない」

こんなわんこさんはいませんか？

例えば

『構って欲しいから甘噛みする』

だから無視をする

という対処は対処法としては正解です。

でもその前に甘噛みをしない。

でくれたら対処もいらないですよね？

その為に

《疲れさせる》が有効なんです！

問題を未然に防ぐ

お腹が空いていたら

「ごはん下さい」

って言いますよね？

欲求があるのは当然のこと。

甘噛みをする原因は歯が痒いなどの原因もありはしますが、遊び足りないなど

エネルギーを持て余している

ことはとても多いです！

わんちゃんのニーズを満たし、甘噛みをする前に 発散をさせてあげること(疲れさせる)ことで

問題行動を未然に防ぐことができます！

そしてこの《エネルギー》、発散しきれていないことが多く、問題行動がある場合はもちろん、発散はすべてのわんちゃんにとって重要です！

いろんな疲れ

『うちの子も疲れさせたい！』

と思ったら大切なことがあります。

それは

散歩で歩いたり、走るなどの肉体的なもの

人や犬と一緒に遊んだり、鼻や頭を使った精神的なもの

どちらも満たした心地よい疲れ

を与えてあげることが必要だと私は思います。

だから お散歩でただ歩けば良い、とか

おもちゃで遊んでるから大丈夫、とは 言えず、

わが子の好みを知って楽しく疲れさせる

ことができるように良く観察してあげることが大切です！

満足サイン&疲れたサイン

人間の方は

『これで疲れたかな？』

と思っても、わんちゃん的にはまだまだ！なことがあります。

それを見分ける為のポイントはいくつかありますが、わかりやすいサインがこちらです。

《満足サイン》

→キラキラした瞳で笑っていたら楽しい♪のサインです。

まだまだ体力があるかも知れませんが、一つの指標になります。

《疲れたサイン》

→お散歩後や遊んだ後すぐに寝る時はわかりやすい疲れた！サインです。

(パピーやシニアは疲れさせすぎないように注意)

オススメの疲れさせ方

『どうやって疲れさせたら良いの？』はその子に合っていて、パパママも無理がなければなんでもOKですがオススメ方法を紹介します。

満足度の高い散歩

→歩くだけでなく衛生的な場所を嗅がせる、公園などで一緒に走る

ノーズワークマットで嗅覚を使った遊び

鼻を使った遊び

→嗅覚を使った遊びは脳にも刺激を与え、心地よい疲れやストレス発散にもなる

パパママと遊ぶ

→追いかけっこやモッテコイなどで一緒に遊ぶ

疲れさせ上手は育犬上手です！

まとめ

『困った行動がなかなかなくならない！』

というパパママはもしかしたら、この 《疲れさせる》 (＝発散させる) が足りていないのかも知れません！

ちょっと肩の力を抜いて、愛犬さんと思いっきり遊んであげれば、

『気づいたら困ったことがなくなってた』 なんてこともありますよ。

でも、問題のあるなしに関わらず

わんこの生活の質があがる

わが子が楽しいことが知れるチャンスなので疲れさせ名人、を目指しましょう！