【犬との生活】考えられる飼い主であれ【犬のしつけ】
わが子のためにして欲しいこと
飼い主さんに絶対にしていただきたいことがあります。
それは...
わが子のために必死に考えること!
『言われなくても考えてる!』と思うかもしれませんが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それ、〈考える〉じゃなくて・・・
『ちゃんと考えてるよ!』
と思ったかた。でもその『考えてる』って
〈心配してるだけ〉
だったりしませんか?
もちろん大切に思うからこそ心配は生まれ、してしまいます。でも、心配って
良い変化には結びつかない
と思うんです。
また「心配ごとの9割は起こらない」 という言葉もありますね。
まずは原因を考える
『吠えるのを減らしたい』
『もっと健康でいて欲しい』
『歯磨きを嫌がらせずにしたい』
など、今の状況を変えたいと思うなら
まずは原因を必死に考える
ことが大切です。
『どうして、何に吠えるのか』
『なぜその不調が起きるのか』
『歯磨きの何が嫌なのか』
原因抜きに解決は難しいです。
知ろうとすることが大切
考えるためには材料が必要です。
材料は目の前にあります。
目の前のわが子をよく観察して下さい!
『吠えたからこう!』
『不調だから薬』
『歯磨きを嫌がるから我慢させる』
こういった短絡的な考え方は抑え込むことはできるかもしれませんが、根本解決はできません。
まずは知ろうとすることが大切です。
原因がわかれば予防できる
原因を考えたら、 原因を排除できないか考える ことが大切です。
例えば
『外の人に吠える』→目隠しをする
『秋に体調不良』→夏から体づくり
『歯磨きに抵抗』 →嫌がる前にやめる
など、困る前にできることは実はたくさんあります。
原因がわかり、事前に対応できれば予防になり、失敗しないで済みます。
飼い主の腕の見せ所
原因が排除できない、わからないなど予防が難しいこともあります。
その場合は
事態が改善するポジティブな方法
を考えましょう。
例えば『吠える』なら ・吠え以外の行動を教える
・吠えていない時にほめる
などたくさん方法があります。
どれだけ考えられるかが飼い主さんの腕の見せ所です!
飼い主の使命
私は実はかなりネガティブな人間です。
でも、犬猫のことに関しては
ポジティブ思考一択です。
なぜならそれで改善するから。
考えるのは楽ではありません。
でも
犬猫のことを本気で考えられるのは飼い主であるあなただけでそれが使命
だと思います。
心配だけ、を卒業してわが子にとっての最善策を考えましょう。
頭を振り絞って考えよう!
私はご相談を受けた際にもよく
『なんでだと思いますか?』等聞きます。
一度自分で考えたことは答えを教えてもらったとしても受け止めやすいですし、
本気で考えること自体に意味がある
と感じます。
近年、情報が簡単に手に入る代わりに
考えなくて済むようにもなっている
と感じますが、生き物との関係はそうはいきません。
わが子のために考えましょう。