【桜川市】国指定名勝「櫻川」国指定天然記念物「桜川のサクラ」「磯部桜川公園〜櫻川磯部稲村神社」
桜の名所である、磯部桜川公園に、桜シーズンを前に、2023年3月12日に行ってきました。
古くから多くの歌に詠まれ、「西の吉野、東の桜川」と並び称されており、国の名勝に指定されています。
駐車場から車を降りて中に入っていくと、遊歩道のある桜並木がありました。早速、遊歩道に沿って園内を散策しました。
園内には、山桜を中心に約700本の桜が植えられていて、それぞれの木にわかりやすく名前が記された看板が付いています。
この日は、園内の桜は、まだ咲いていませんでしたが、白く大きな、ひときわ目立つ花を見つけました。
春の始まりを感じさせる、白木蓮の花が綺麗に花を咲かせていました。
ゆるやかな芝生の斜面にも桜の木が植えられていました。レジャーシートを広げてお花見を楽しむのもいいですね。
ベンチや東屋もありました。桜を眺めながら、ゆっくり時間を過ごせそうです。
東屋で休憩していた、お二人に話しかけてみました。「近くに住んでいて、桜が咲くと毎日のように見にきています。秋は、紅葉が綺麗ですよ。」と話してくれました。四季を通じて景色が楽しめるんですね。
公園からおよそ100mほど離れたところにある、櫻川磯部稲村神社にも歩いて行ってみました。
神社の姿が見えてくると、鳥居の手前、右手の木がうっすらとピンク色に色づいています。
近づいて見ると、桜が咲いています。近所の方が、「あれは、彼岸桜といって、1番初めに咲く桜だよ。」と教えてくれました。
中に入っていくと、境内、そして、拝殿をおおうように、桜の木が植えられています。貴重な天然記念物の桜や糸桜を見る事が出来ます。
桜川市観光協会ホームページのお知らせによると、磯部桜川公園の3月23日時点の開花状況は、公園のソメイヨシノが五分咲きとなっているそうです。山桜も半分くらい開花しているそうです。
桜川市観光協会からコメントをいただきました。「文化歴史的価値のある国指定名勝「櫻川」、国指定天然記念物「桜川のサクラ」、そして、自生の山桜もとても綺麗です。ぜひ、山桜55万本の里、桜川市の桜をぜひご覧ください。」
今年は暖かい日が多く、例年より開花が早くなっていますが、山桜は、いろいろな種類があり、開花時期が少しずつ違うので、長く楽しめそうですね。みなさんもぜひ、桜川の桜で、桜の魅力を堪能してみてはいかがですか?!
磯部桜川公園
【住所】〒309-1457 茨城県桜川市磯部740-2