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ドコモも嫌々やっていた?「NOTTV」がついに終了 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.156

石川温ケータイ/スマホジャーナリスト

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石川 温の「スマホ業界新聞」

2015/11/28(vol.156)

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《目次》

1. NOTTVが4年ちょっとでついにサービス終了へ

━━お荷物から解放され、さらに経営体制が強化されるNTTドコモ

2. 総務省「料金値下げタスクフォース」が終盤に突入

━━有識者会議は、いったい何が「有識」なのか

3.7万9800円のファーウェイ「Mate S」は誰がターゲットなのか

━━「将来の買取価格」でスマホを買う時代がやってくるのか

4.今週のリリース&ニュース

5.編集後記

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1. NOTTVが4年ちょっとでついにサービス終了へ

━━お荷物から解放され、さらに経営体制が強化されるNTTドコモ

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NTTドコモは11月27日、スマホ向けマルチメディア放送「NOTTV」を2016年6月末で終了させると発表した。

この話をドコモ関係者から聞いた時「ようやく、この時が来たか」と妙に納得してしまった。

NOTTVといえば、免許割り当て当初、KDDI系のMediaFLO方式とNOTTVが使っているISDB-Tmm方式で熾烈な周波数獲得合戦をしていた時が、世間の注目を集めたピークだったように思える。

当時、かなり取材をしたが、技術的にはMediaFLOが優勢だったように思えたが、そこは「海外企業に電波を渡してなるものか」として、日本のテレビ局やNTTドコモが結託して、全力で電波を死守しようとした結果がISDB-Tmmだったように思える。

ただ、本当にNTTドコモが電波を欲しがったのかといえば、不透明な部分も多い。当時、関係者の間では「NTTドコモはフジテレビに配慮して、仕方なく電波獲得に参入している」と囁かれていたほどだった。

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ケータイ/スマホジャーナリスト

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『これからの5Gビジネス』(エムディーエムコーポレーション刊)がある。

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