こんにちは。地域情報Webライターのクリア水です。

今回は、そば好きの方ならご存知の方も多い福岡のそばの名店「手打蕎麦 多め勢（ためせい）」をご紹介します。

場所は福岡市早良区室見、室見駅からすぐのところです。

お店の外観は落ち着いた和風の佇まい。

老舗を感じさせる、品のいいのれんがお出迎えしてくれます。

駐車場の案内がお店の前にあります。

案内の通りビルの裏が駐車場になっているのですが、ビルの地下に入る形で狭くて急な坂を下ります。軽自動車でもドキドキでした。大きな車で入るにはちょっと難易度が高いかもです。近くにコインパーキングもありますよ。

（この時も結局空いてなくてコインパーキングに停めました）

店内は老舗のレトロな味と清潔感がありとっても落ち着く空間です。

テーブルとカウンター席40席ほどあります。

では早速お蕎麦をいただきましょう。

◆おろしセット1,150円（税込）

季節のご飯とおそばがセットになった「お昼のサービス」の中から「おろしセット」を選びました。

そばの上にはおろし大根とたっぷりのかつお節、刻みネギ、海苔、ゴマ、わさびが乗っています。

タレをかけてパクリ！わ！喉ごしツルツルで美味しい！

季節のご飯も香りが豊かで美味しいです。

途中でそば湯を持ってきてくれます。食べ終わったタレに入れていただきました。

そば湯ってすごく体にいいんですよね。

◆天セイロセット1,450円（税込）

こちらも「お昼のサービス」です。

冷たいおそばと、天ぷら、季節のご飯などがセットになっています。

そばは香り豊かでやっぱりツルツルとしたのどごしが心地よく、江戸前の上品な味わいが感じられます。

天ぷらは、カラリと揚がっていて食感もよく、どれも美味しい！

◆その他のメニュー

お持ち帰りメニューや、夕方からの定食なども他にありますよ。

次は甘いものもいただこうかな。秋の「栗ぜんざい」なんて美味しそうです。

◆伝統を守り食材にこだわる

「多め勢」は大正初年熊本市に開業した「為朝」にルーツがあります。

昭和43年から福岡市に「多め勢」をオープンしました。50年以上の歴史がある老舗なんです。

手打ち技法は江戸前蕎麦の手打ち職人によって伝えられた「三本麺棒」による技術が元になっているとのこと。

特に「大玉打ち」と言われる技法（ 畳三枚に広がり、一度に約60人前のそばを打つ技術 )は全国でも珍しいものなんですって。

伝統をしっかり守っているんですね。

また、多め勢がそば店の基本として考えているのは「食は材料にあり」という考え。食材にはとことんこだわっています。

・そば粉は信州信濃大町の石臼挽きそば粉

・かつおぶしは鹿児島県枕崎産の荒本節

・卵は糸島の「つまんでご卵」

を使用しています。

良質な素材があると聞けば、今でも各地に出かけているんですって。伝統があるのに進化もし続けているんですね。

※三瀬トンネルの近くにある多め勢の支店も以前ご紹介してるのでよかったら読んでください→「多め勢　曲渕店」

◆名店「多め勢」へぜひ

「手打ち蕎麦 多め勢」は、伝統を守りつつ最高の素材を使った江戸前そばを提供してくれる名店です。

全ての食材にこだわり抜かれた一品一品は、蕎麦好きはもちろん、初めて訪れる方にも満足できること間違いありません。

歴史ある江戸前そばを堪能しに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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