秋も深まり、過ごしやすい季節になりましたね。

年末に向けて、そろそろお片付けやお掃除の準備を始めてみるのも良いかもしれません。年末の大掃除と片付けは年内最後の一大イベントともいえるので、年末になってバタバタしてしまわないよう、秋のうちから少しずつ始めておくと、余裕を持って取り組めます！

今回は、そんな「お片付け」と「お掃除」の違いと順番について改めてお話しします。似ているようで実は異なるお片付けとお掃除。それぞれの役割や順番を知って、効率よくお家をキレイにするコツを身につけましょう。

お片付けとお掃除は実は違う！

まず、お片付けとお掃除は「どちらも家をキレイにする」という点では似ていますが、その役割や順番には大きな違いがあります。

お片付けは、モノの整理整頓を行い、家の中を整えることが目的です。一方で、お掃除はその整った状態の中でゴミやホコリを取り除くことが目的となります。11月など、早めにお片付けをしておくことで、年末の大掃除がスムーズに進むだけでなく、家全体が心地よく、快適な空間になりますよ。

お片付けのステップ

お片付けは、以下の3つのステップに分けて進めていきます。

1. 【整理】いるモノといらないモノを分ける

最初のステップは、「整理」です。持ち物を見直し、必要なモノと不要なモノに分けていきます。秋は衣替えの季節でもありますので、衣類や布団などの整理にぴったりな時期です。不要なモノはリサイクルや処分を考え、生活の中で使う必要のあるモノだけを残しましょう。

2. 【収納】いるモノを決められた場所にしまう

次に「収納」を行います。整理を終えたら、必要なモノだけを指定の場所に収納していきます。この時に心がけたいのは、家族全員がわかるような収納の仕組みを作ることです。ラベルを貼ったり、取り出しやすい収納方法を取り入れたりして、使いやすく整理整頓された状態をキープしましょう。

3. 【整頓】状態をキープするために整える

最後に「整頓」です。整理と収納が完了したら、それらを日常的にキープするために整えていきます。日々の暮らしの中で使ったものを元の場所に戻す習慣をつけることで、乱れにくい環境を保てます。定期的に見直しをするのもおすすめです。

この1〜3のステップが「お片付け」にあたる部分で、土台を作る作業とも言えます。

お掃除のステップ

お片付けが終わったら、いよいよ「掃除」に取りかかりましょう。整えられた状態での掃除は、スムーズに進むうえに隅々までキレイにしやすくなります。ホコリやゴミを取り除くことで、ピカピカの清潔感ある空間に仕上がります。

お片付け→掃除の順番がキレイを持続させるポイント

早めにお片付けを済ませておくことで、年末の大掃除は「掃除」だけに集中でき、無駄なストレスが減ります。このように、お片付けを「土台作り」と考えて掃除の前に行うことで、家の中を効率よく整えられ、キレイな状態が長持ちします。普段の生活でも、この順番を意識して行うことで、散らかりにくく、掃除の手間もぐっと減るのが実感できるはずです！

今回は、片付けと掃除で年末をスッキリ迎えるコツをご紹介しました。

お片付けとお掃除は、年末だけでなく、日常生活でも役立つテクニックです。秋の気持ちの良い季節を活かして、少しずつ片付けや整理整頓に取り組んでみてはいかがでしょうか？家が整った状態で迎える年末は、気持ちよく新年を迎える準備にもなります。秋のうちから無理なく進めて、スッキリとした空間と気持ちで新年を迎えましょう！