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ドーソンが決勝打含む二塁打2本 リーグトップの二塁打、複数安打もリーグ1位<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
決勝二塁打を放ったロニー・ドーソン(写真:キウムヒーローズ)

22日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-NCダイノス(コチョク)は4-4で迎えた8回裏無死一塁で、2番のロニー・ドーソンが左中間へタイムリーツーベース。キウムが勝ち越しに成功した。キウムはこの回さらに1点を追加し、6-4として勝利。連敗を止めた。

決勝打のドーソンは1打席目にも左中間に二塁打を放ち今季の二塁打数が17となって、メル・ロハス・ジュニア(KT)と並んでリーグトップタイとなった。

ドーソンはリーグ3位の打率3割6分4厘をマーク。5試合連続マルチヒットを記録中で、複数安打23試合もカン・ベクホ(KT)と共にリーグ1位だ。5月は月間打率4割4分2厘(77打数44安打)を残している。

映像:ドーソンのタイムリー二塁打(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月23日(木)の結果

・トゥサン 10 - 3 SSG(チャムシル)

 勝:チェ ジュンホ

 敗:ソン ヨンジン

・キウム 6 - 4 NC(コチョク)

 勝:キム ソンミン

 敗:ハン ジェスン

・ハンファ 4 - 8 LG(テジョン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:ファン ジュンソ

・サムスン 2 - 9 KT(テグ)

 勝:ウォン サンヒョン

 敗:イ スンヒョン#57

・ロッテ 10 - 6 KIA(プサン)

 勝:ウィルカーソン

 敗:キム シユン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「今季初ヒットと2安打目がホームラン」

キウム戦に6番レフトで先発出場したNCのパク・ハンギョルは今季2試合目の出場。5回の2打席目に今季初安打となる1号ソロホームランを放つと7回にも2打席連続となる2号ソロを放った。パク・ハンギョルはプロ2年目の20歳。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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