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【横浜市港北区】200本の八重桜が咲き誇る市内屈指の八重桜の名所へ!

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

桜の見頃はソメイヨシノから八重桜にバトンタッチ。横浜市港北区にある菊名桜山公園の八重桜が見頃を迎えています

菊名カーボン山公園

東急東横線「菊名駅」から徒歩約13分、菊名桜山公園、通称・カーボン山公園へやってきました。

2023年4月11日撮影
2023年4月11日撮影

小高い丘陵地に植樹されている八重桜は「サトザクラ」。サトザクラだけでも200種以上の品種があるのですね。地元の小学生が書いた樹名板が所々にあります。

背丈が大きく、桜のトンネルができています。木漏れ日が差して過ごしやすい木陰に。

フリルのような華やかな花びらで、ソメイヨシノとはまた違った趣がありますね。

現在、桜は満開か数日過ぎた頃合いで「過去最高に見頃を早く迎えたのではないか」と、公園を整備しておられた愛護会の方に伺いました。

散り際の桜も美しく、花びらの小路ができていました。

枝垂れるような姿もサトザクラの特徴で、下から仰ぐと迫力があります。

「カーボン山」という不思議なワードが気になって調べてみると、横浜市のHPに名称の由来と歴史が記載されていましたのでご紹介します。

開園前のこの森は都筑区にある「第一カーボン」という企業の所有地でした。八重桜は50年ほど前に先代の社長さんが植えられたものです。近隣の人々は、地域に開放されていたこの森を「カーボン山」と呼んで親しんできましたが、2001年にマンション開発会社に売却されることがわかると、人々は「桜の森を守る会」を結成して保全活動を開始しました。横浜市では、市内でも希少な八重桜の山を保存・活用していくために、地域の方々からの要望等もふまえながら、「花の名所の公園づくり」事業の一環として公園整備したものです。

横浜市公式HP(外部リンク)より引用

半世紀ほど前、都筑区にある企業「第一カーボン」の先代社長が植えられた桜だそうで、紆余曲折ありながらも、地域の人たちに愛され守られ続けていることが分かりますね。

また、今週末4月16日(日)には地元の公園愛護会の主催により、桜まつりが開催予定となっています。

華やかなサトザクラを愛でに、カーボン山公園に足を運んでみてください。

菊名桜山公園(カーボン山公園)
住所:横浜市港北区菊名3-11
アクセス:東急東横線「菊名」駅徒歩13分
駐車場:なし
公衆トイレ:有

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」編集長/日本ナポリタン学会会員

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