自炊初心者にオススメしたいレンチン料理はコレ 〜コンビニ大手3社のペペロンチーノも食べ比べ
コロナ禍になってから外食する機会が減り、積極的に自炊することが増えました。特に夏休みなど長期休暇で子供が家にいるときは、在宅ワークしているぼくが主にランチを作ります。
料理経験は家庭科の授業や一人暮らしをしていたときの適当なレシピばかりで、とてもじゃないですが頻繁に誰かに食べさせるようなレパートリーはありませんでした。
そこで手軽に繰り返し食べられる食事として思いついたのがパスタ・スパゲッティです。麺を茹でればスーパーマーケットやコンビニで売っている多種多様なパスタソースを利用することができます。
これならバリエーションは多いし、ゆでた麺にソースをからめるだけと作るのも簡単です。こんな簡単な料理を利用しない手はない!
しかし、パスタソースの入手は簡単でも、パスタ・スパゲッティは面倒な料理の筆頭だと思っていたんですね、実は。それはなぜでしょうか?
パスタは面倒な料理だと思っていた
なぜそんなことを‥‥と思われるかもしれませんが、パスタをゆでるのってけっこう手順が多くありませんか?
1. お湯をわかす
2. 麺をゆでる
3. 湯切りをする
ゆでる麺の量にもよりますが、湯わかしから20分くらいはかかるのではないかと思います。湯切りもザルを用意すれば洗い物も増えていきます。
この工程が、料理初心者や料理が苦手な人には一気にハードルが高く感じてしまうんですね(人によりけりだとは思いますが)。
そのため、長らく「パスタ=面倒」だと思っていた時代がありました。でも、それも今は昔の話なのです。
この心理的ハードルを解消してくれたのが、100円ショップにある“電子レンジでパスタをゆでることができる調理器具”だったのです!
100円ショップの調理器具がパスタ革命を起こす(自分比)
レンチンパスタを作るための調理器具は、パスタがそのまま入る縦長の耐熱容器で、110円で購入することができます(調理できる量が多めで220円のものもある)。ぼくはダイソーで購入しました。
例えば1人前100gの乾麺と指定の水量を入れ(容器に目盛りがある)、だいたい10分強くらいで麺をゆでることができます(アルデンテが好きなら短めにしたり)。湯切り用に蓋もついていますし、洗い物も少なく簡単です。
湯切りしたら容器の中でパスタソースをあえれば良いですし、なんなら皿に盛り付けずにそのまま食べてもOKです。究極のずぼら料理ですけどね。
一般的な耐熱容器でもパスタをレンチンすることはできるのですが、乾麺を折る必要があるサイズのものが少なくないですし、レンチンパスタ調理器具なら水の量も計れるので一つあるとたいへん便利です。なんといっても110円ですから。
ということで、この100円ショップのレンチンパスタ調理器のおかげで、パスタ・スパゲッティは超手軽な料理へと変貌を遂げてしまったのです!
無限にペペロンチーノも作れる
パスタソースを使うと簡単ですが、オリーブオイル、唐辛子、チューブにんにくに塩コショウがあれば、手軽にペペロンチーノを作ることもできます。
ペペロンチーノに目玉焼きを乗せたり(黄身でクリーミーになってとても美味しい)、キャベツや玉ねぎなどの野菜を一緒にレンチンしたり(野菜もたくさん食べられる)、コンビーフを和えるなど(肉感がたまらない)、そのバリエーションも無限大です。
レンチンパスタの調理に慣れてきたら、ぜひペペロンチーノにもチャレンジしてみてください!
パスタソースはお土産にも多い
さて、コンビニやスーパーマーケットでも多種多様のパスタソースを売っていますが、旅先のお土産にもいろいろな種類があります。
今回は岐阜と福岡のお土産にもらったパスタソースをご紹介しましょう。まずは福岡です。
福岡といえば明太子です。やまやドライ明太子シリーズ「めんたいペペロンチーノ【パスタソース】」は、明太子の専門店が作るパスタソースです。
ひと瓶に約3回分のパスタソースが入っています。
ゆでたパスタにかけてあえるだけ。明太子のコクと旨味が凝縮されていてとても美味しいです!
続いては岐阜県は飛騨で納豆を食べて育った「納豆喰豚のレモンペッパーオイル漬け」の缶詰です。
こちらはパスタソースとして販売されているものではなく、パスタのトッピングにも使えるというものです。
豚肉がオイル漬けになっているので、そのままパスタソースとしても手軽に使えます。
ゆでたパスタに「納豆喰豚のレモンペッパーオイル漬け」をかけ、塩とブラックペッパーで味を調えるだけでOK。肉々しくて美味しいパスタになりました!
サイズがかさばるものではないですし、日持ちもするので、お土産にもパスタソースはオススメです。
コンビニ大手3社のパスタソースを食べ比べ
レンジでチンするパスタで調理のハードルがグッと下がったところで、最もパスタソースの手軽な入手先はコンビニだと思います。
コンビニでは変わり種のパスタソースというよりは、ミートソースやペペロンチーノなどのベーシックなものが中心に販売されています(ソースのバリエーションはスーパーマーケットが多い)。
そこで今回は、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのペペロンチーノソースを食べ比べた結果もお伝えしましょう!
セブンイレブン
セブンイレブンは「あえるだけパスタソース ペペロンチーノ」です。イトーヨーカドーでも購入できます。2食分が入っており、価格は170円(税込)です。
特筆すべきはソースの容器です。プチッと割ってソースをかけるタイプで手が汚れません。
ソースはけっこうあっさりオイリーな感じです。ふりかけるのはガーリック、唐辛子、パセリです。
キャベツの消費期限が迫っていたので入れてしまいましたが、非常にベーシックでバランスの良いペペロンチーノの味だと思いました。
ファミリーマート
ファミリーマートは「ガーリックの豊かな香りペペロンチーニ」です。2食分が入っており、価格は170円(税込)です。
ソースをかけると一目瞭然なのですが、ドロッと濃いめです。
「ガーリックの豊かな香り」という商品名の通り、ニンニクを強めに感じるソースです。ガツンとニンニクの利いたペペロンチーノを食べたいときにオススメです。
ローソン
ローソンは「ペペロンチーノ」です。2食分が入っており、価格は178円(税込)です。
アンチョビが入っているのが特徴で、出汁のような、和風の味を感じます。
にんにく一辺倒ではなく、少しテイストの違う旨味もほしい人にうってつけです。けっこうさっぱりと食べられるペペロンチーノです。
自炊初心者にはレンチンパスタをオススメしたい
ということで、パスタの乾麺をレンジでチンしてソースをあえるだけのレンチンパスタは超絶手間いらずで簡単なので、自炊初心者や自炊が苦手な人にはたいへんオススメだということが伝わったでしょうか。
スパゲッティの乾麺も、パスタソースも、日持ちがするというのもとても使い勝手が良いと思うんですよね。自炊は毎日しないけど、たまに思い立って作りたいというときに便利ですよね。
スパゲッティの乾麺やパスタソースも安いときにまとめ買いしておけば、食費も抑えることができます。電子レンジもネットショップで7,000〜8,000円くらいで買えますので、自炊ライフの必需品として購入しておきたいアイテムです。
そしてなんといっても100円ショップで購入できるレンチンパスタ調理器ですね。安くて万能。これのおかげで食生活が変わってしまったといっても過言ではありません。全力でオススメします。
パスタソースは常に新商品が発売されているので、飽きもこないし楽しいですよ。コスパ良く、おおいにレンチンパスタライフをお楽しみください!