Yahoo!ニュース

【大田区】とんかつの名店にアジフライの季節が来た/蒲田

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

とんかつの激戦区・蒲田にあって、行列が途切れない「まるやま食堂」。時は五月、入口のメニュー看板には「あじ入荷」の文字が!旬を迎えたアジを、生のアジを、贅沢に使ったアジフライ…引き寄せられるように入ります。

2022年5月取材時
2022年5月取材時

JR蒲田駅東口を呑川に向かって進むと、赤い看板に黄色の店名が目印。定休日や営業時間の変更はお店のインスタグラムでも確認できます。

平日昼の12時半すぎ。店内はコの字型のカウンターに、働く大人たちが昼飯と向き合う風景(ここはあえてランチや昼食ではなく、昼飯と言いたい)。
着席して「あじフライ定食を」と注文。待つことしばし、目の前に置かれたお皿を前に「おおお大きい」と思わず声が出ました。アジが大きいのです!そして、二枚、重なっています!皿の左側からの写真がこちら。

正面から撮るだけでは、全貌が捉えきれない
正面から撮るだけでは、全貌が捉えきれない

なんと目玉焼きまでついているんですね!そしてサラダと千切りキャベツが、アジフライを立体的に支えています。量もたっぷりの自家製タルタルソースと、卓上の醤油でいただきます。

控えめにかじった断面がこちら。わかりますでしょうか、衣(ころも)が、これはとんかつ屋さんならではの衣ではないでしょうか。そしてアジがみずみずしく、身が柔らかい!タルタルソースのやさしい甘みとよく合います。

味噌汁はわかめたっぷり。お肉も入っていてコクがあります。

このボリューム、そして筆者が食べ盛りだったのは20世紀のこと…アジフライ一枚はお持ち帰りにしました!なおアジフライは単品一枚でも注文できますので、とんかつもアジフライも一度に食べたい、というわんぱくな夢も叶えられます。

行列が長いときには、テイクアウト(お弁当)でお願いすることも候補に。アジフライは、旬のアジが市場に出る春夏のみ、季節限定メニューです。

まるとくロースとんかつのテイクアウト
まるとくロースとんかつのテイクアウト

<店舗情報>
まるやま食堂
住所:大田区蒲田5-2-7 渡辺ビル1F
アクセス:JR蒲田駅東口から徒歩3分
まるやま食堂 Instagram

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

krayskyの最近の記事