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【西ノ島町】お参りするのが少しハードな神社!?洞窟に建つ焼火神社に行きたい理由とは

松田マサヒロ離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。

独自の文化と歴史が息づき、ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど雄大な自然が残るこの諸島の中の一つ、西ノ島町(にしのしまちょう)。

この島の中央に当たる位置に聳える焼火山の中腹に焼火(たくひ)神社はあります。

西ノ島町の観光名所の一つでもある焼火神社、実は急な勾配のある山道を登らないとお参りができないという少しハードな神社みたいなんです。

今回は実際に登ってお参りをしてきました♪

登口から上までは400m〜500mくらいの距離なんですが、少し急な坂道や階段を登りっぱなしになります。

10分くらい進んでもまだまだ上にたどり着く気配はありません。

この段階で割と息切れをしてしまっているので、ゆっくりゆっくりと登ります。

完全に運動不足がアダとなっています。

自分の日頃の生活習慣を見つめ直すいいきっかけにもなりました。

途中の開けた場所から見える景色。

疲れた時にふっと癒されますね♪

またしばらく登り坂。

さらに10分〜15分程度ゆっくり登り、やっと上まで登ってきました♪

鳥居が目印です。

ここからは平坦な道になります♪

「自然をたずねる道」。夏も少しずつ過ぎ去って行くなかで、涼しい風を感じながら自然の中を歩くのって気持ちがいいですよね♪

ちらほら神社までの目印がでてきました♪

立派な石垣が見えると、その裏手に神社の社務所も。

神社はすぐそこです。

それにしても、先ほどの山道からこんな大きな石を持ち上げたのかと想像すると、昔の方の仕事に感服をしてしまいます。

石垣を抜けると神社まで100mの看板が現れます。

山道を登り、やっと本殿が姿を拝むことができました♪

洞窟の中に鎮座しているのが本殿ですが、遠くから見ても本殿の威厳のようなものを感じました。

本殿の右手前にあるのが拝殿です。

拝殿にお賽銭をし、ここまで登ってきた自分を褒めてあげながらお参りをします。

ふと左の本殿を見上げると、近づいたことでより本殿の迫力を感じることができます。

拝殿の手前にある御神木もかなり大きく、幹回りの太さも数mほどの大きさです。

御神木も本殿も、その雰囲気にはなにか神秘的なものを感じることができました♪

さて、もし焼火神社に訪れた際に是非立ち寄ってほしい場所があります。

それが焼火神社の社務所です。

もし運良く神主さんに出会うことができたら大変ラッキーかもしれません。

神主さんの許可を得て、是非とも社務所の2階に行ってみてください。

実は圧倒的な絶景を味わうことができるんです!

それがこちら。

隠岐特有の透き通るように青々とした海と、遠くまで続く空。その中に隠岐の島々を見ることができます。

焼火神社社務所2階の窓からの景色は、隠岐でもトップレベルの素敵な風景なんです。

もしこの窓からの眺めを堪能することができれば、山登りの疲れもスッキリ癒されてしまいますね♪

窓から見える島々は西ノ島の鬼舞エリアと、その先の知夫村。なんと天気が良ければ大山まで見えるみたいなんです。

焼火神社の神秘的な雰囲気と社務所の窓からの景色、是非西ノ島町に訪れた際は堪能してみてくださいね♪

住所:隠岐郡西ノ島町美田

TEL:08514-7-8888(西ノ島町観光協会)

アクセス:別府港から車で20分(登山口まで)→徒歩25分

離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県隠岐郡に住むマサヒロと申します!世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ国駐在員を経て、隠岐諸島に移住いたしました。現在は島のふるさと納税担当として、島の美味しいものや、旬のもの、楽しいイベントの情報を発信しております。隠岐諸島だけでなく、島根県全体での情報も発信をしていきます!

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