空から舞い降りてくる白い雪は、ほんの少しの量だと地面に落ちたとたんに、フワッと溶けて消えていく。だけど、たくさんの雪が集まれば、溶けずにどんどん成長して大きな山のようになる。

それをぐるりと丸めていけば、雪だるまになったり、削って形を整えればお城だって作れてしまう。雪が教えてくれること、それは「みんなが集まれば素敵なものが生まれる」ということ。

宮城県東松島市の大塩地区では、雪のように少しずつみんなが集まって大きくなっているイベント「Koti（コティ）小さな幸せマルシェ」が、毎年奇数月に開催されている。

最初は小さな規模だったけれど雪だるまを作るようにして、色々な種類のお店が集まって、そこに参加したみんなが、また他の誰かを誘って行って・・。開催をするたびに成長して、素敵な交流の場が生まれているのがKoti（コティ）のすごいところ。

それにはちゃんと理由があって、参加しているお店の人たちの魅力と、そして目移りしてしまうたくさんの種類。訪れたみんなが「楽しむ」のは、もちろんだけど、楽しみ方を選べるのがKoti（コティ）の面白さ。

『私は食べて、買って楽しむ！』
『じゃあ、私はリラックスして楽しんだら、なにか作って楽しもうかな。』
『僕は、なにか学んで知ることを楽しみたい。』

Koti（コティ）に大集合するお店は、食べる・買う・リラックスする・学ぶ（知る）など、種類が幅広いから性別も年齢も関係なく『みんなおいで』と、両手を広げて待っていてくれる。
今年（2024年）最初の「Koti（コティ）小さな幸せマルシェ」は、1月28日の日曜日に開催。

全部で43のお店が一気に大集合する予定で、開催時間は「午前10時から午後3時」まで。初めてKoti（コティ）に登場するラーメン屋さんや、パン屋さんも来るから、さあさあ早めに準備してみんなで行ってみよう！