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【泉南市】根強いファンからの注文が後を絶たない老舗和菓子店。作りたての“泉州銘菓”を土産やお年賀に

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉佐野市など)

今年も残すところ今日を入れてあと2日となりました。

新年を迎える準備で慌ただしくお過ごしのことと思います。

2022年の締めくくりに、帰省土産やお年賀におススメの 和菓子一筋55年「御菓子処 幸泉(こうせん)」の人気和菓子をご紹介いたします。

「南大阪のおいしいお店」にも掲載された、地元の人気店です。

JR「和泉砂川」駅のすぐ近くにあった「御菓子処 幸泉(こうせん)」の店舗は、現在は事情により閉店されています。けれども根強いファンに支えられ、幡代にある小さな工場で朝4時から和菓子を手づくりして、今も予約販売を続けていらっしゃいます。

「御菓子処 幸泉(こうせん)」の人気和菓子はコチラ。

泉州名物 村雨(むらさめ)

「泉州沖しぐれ」464円(税込)、「栗しぐれ」648円(税込)
「泉州沖しぐれ」464円(税込)、「栗しぐれ」648円(税込)

「泉州沖しぐれ」

「泉州沖しぐれ」(村雨)
「泉州沖しぐれ」(村雨)

北海道産の高級小豆と米粉、砂糖を混ぜて蒸した「蒸し菓子」。

口に入れると驚くほどしっとりしています。もちっとホロホロの食感で甘さ控えめ。

素朴な味だからコーヒーや紅茶にあわせても良さそう。「村雨」は岸和田城に献上されていたことが“泉州名物”となった由縁ともいわれ、泉州のいろんな店舗で取り扱いはありますが、「御菓子処 幸泉(こうせん)」の「村雨」は、ほかに比べて特にしっとりしているそうです。

しっとりホロホロ
しっとりホロホロ

「栗しぐれ」

「栗しぐれ」
「栗しぐれ」

「泉州沖しぐれ」(村雨)の中に丹波の大きな栗が入っていて、食べると栗のホクホクした食感が楽しい。それにしても大きな栗ですね!

「泉南沖」

「泉南沖」140円(税込)
「泉南沖」140円(税込)

泉南の海をイメージしたネーミングが素敵。

たっぷりの白餡を饅頭の皮で包んで焼いた「焼き菓子」。白餡のやさしい甘さがまろやかでおいしい。

「砂山」

「砂山」118円(税込)
「砂山」118円(税込)

砂川公園の一角に残る大自然の遺物“砂川奇勝”をイメージして作られた逸品。

こしあんを饅頭の皮で包み、200度のオーブンで焼いた「焼き菓子」。

ピーナッツや白ゴマも入っていて香ばしさも◎。

ピーナッツや白ゴマがたっぷり!
ピーナッツや白ゴマがたっぷり!

「泉南沖」と「砂山」が各5個ずつ入った“詰め合わせセット”1458円 (税込)も地元土産としておススメだそう。「パッケージに『泉南』と書いてあるのがうれしい」と遠くからわざわざ買いに訪れる方もたくさんいらっしゃるのだとか。

「やきいもさん」

そしてこちらは「泉南食ブランド」にも認定されている「やきいもさん」。

「やきいもさん」1コ140円(税込)
「やきいもさん」1コ140円(税込)

ぷっくりとしたカタチが“焼き芋”そのもののようで可愛らしい。大阪府産のさつまいもを丁寧にうらごしした「100%さつまいも」の和菓子。ふるさと納税返礼品の人気ナンバーワンだそうですよ。さつまいもはホクホクとしていて自然の甘み。罪悪感低めでカロリーを気にされている方の「オトナのおやつ」にもぴったりです。

「御菓子処 幸泉(こうせん)」は、現在80歳を超える和菓子職人のお父様の伊庭幸二(いばこうじ)さんと娘様のまゆみさんで幡代にある小さな工場で予約販売を続けていらっしゃいます。防腐剤や保存料は使用せず、毎朝4時に起きて手づくりしているそうです。

「作り置きはしていないんです。ご予約をいただいた分をお作りし、工場でお渡ししています。現在新店オープンに向けて準備中です。父も高齢ですから、父の技術を継承できるよう日々勉強しています」とまゆみさん。

現在も根強いファンからの注文が後を絶たず、遠方からわざわざ買いに来られる方もたくさんいらっしゃるそうです。

「金熊寺区の新年会で紅白まんじゅう50個のご注文もいただいています。その他お年賀のご予約もたくさん入っているんですよ」と張り切り笑顔のまゆみさん。

年内無休。元旦のみお休みとのこと。頭が下がります。

ところでみなさんは、泉南市地域振興券(せんなんスマイル商品券)をもうお使いになられましたか?「御菓子処 幸泉(こうせん)」は、泉南市地域振興券(せんなんスマイル商品券)A券、B券の利用で、ちょっとお得なサービスがあります。

お買い求めの際はぜひ泉南市地域振興券(せんなんスマイル商品券)をご利用くださいね。

*泉南市地域振興券(せんなんスマイル商品券)の使用期限は2023年2月28日(火)まで。

伊庭幸二さんの『幸』と泉南の『泉』をとって「幸泉(こうせん)」と名付けたそうです。

2023年の「幸せな泉南」を願って今年の配信を終了いたします。

みなさまどうかよいお年をお迎えください。

そしてまた来年お会いしましょう。

旅する日々の記憶と記録。matka08

紙袋も素敵!
紙袋も素敵!

【基本情報】

店名:「御菓子処 幸泉(こうせん)」
住所:泉南市幡代723-30(工場)
営業時間:9:00~19:00
年内無休・元旦休業
Tel:072-483-5414
*ご注文の際は、電話予約をしてから工場へ直接取りに行くようにしてください。
*記事内容は取材当時のものです。
取材協力 「御菓子処 幸泉(こうせん)」伊庭 幸二様、まゆみ様

ライター(泉佐野市など)

大阪府泉南市・泉南郡・泉佐野市担当。 なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちのまちのちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。みなさまの日常がもっともっと楽しくなりますように。 2023年2月、2023年5月、2024年9月MVA受賞

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