キャンプブーム終焉報道をどう見てる? キャンプ情報発信者が思うこと
こんにちは、ちからです。
キャンプブーム、終焉。
最近はこの報道をよく目にしますね。この言葉だけ聞くととてもネガティブな内容ですが、今まで発生していた大きな波が去って全部過ぎたと言う訳ではなく、波は引いたけど、留まる人も多いと言う内容のニュース。
「ブームから定着化へ」
とキャンプ業界のサイクルが移行したという内容が多いですよね。定着化と言うことなので、トータルで見るとキャンプ人口が増え、コアなファンが出来たと言うことだと私は理解をしています。
しかし、キャンプブーム終焉というタイトルを見ると、情報発信者の私としてはドキッとしてしまいます。
この記事では、ぶっちゃけこの状況をどう思っているのか?私が思う本音をお話しをしていきたいと思います。
〜ブーム終焉についての私の思い〜
ブーム終焉と騒がれているキャンプ業界ですが、この状況について、私の思いを正直にお話ししていきます。
ブームが去ったと言わないで
正直、ブームの終焉、ブーム終わり、バイバイさようなら。と言われるのは寂しいです。自分の大好きな趣味が『終わり』『流行ってない』そう言われているので、それは寂しい、悲しい。
ブームが去ったなんて言わないで!
と言うのが正直な思いです。
5年前にアニメでキャンプが注目され、そして違う原因で一気に火が付き爆発したかのごとくとてつもない拡がり方をして、キャンプブームとなりました。私がキャンプを始めたのはブームの約1年前でしたので、ブームと言われ始めてから、一気にキャンプ場が人で溢れかえったのは本当にビックリしました。
それに比べたら、今はかなり落ち着いた印象ではあります。しかし、ブームと言う大きな波は落ち着きましたが、一定数は定着化へフェーズが以降しており、それはキャンプへ行きサイトの埋まり具合を見ると私も納得です。
だから、ブーム終焉なんて言わないで、
「キャンプが定着した!」
って素直に言って欲しいのが私の本音なのです。
ちょっとした嬉しさ
ブーム終焉と騒がれることで、ちょっと嬉しいと思ってしまう気持ちも無くは無いんです。ややこしい奴ですね。言われるのは寂しいけど、ブームが去ってある程度落ち着きを取り戻すと言う事は、キャンプ場が空く。キャンプ道具が買いやすくなる。こんなことを考えると、定着化へフェーズが移行したと言うのは、キャンパー達は喜んでいるのも事実です。私もその中の一人なのかもしれません。
ピークの時はキャンプ場の予約は土日、連休だとかなりの激戦。予約無しのキャンプ場は道路以外全てテント。キャンプ道具はかなりの高値で転売されたりと。本当に凄かったので、落ち着いてくれるならそれに越した事はないと言う、ちょっとした嬉しい気持ちもあったりします。
また、爆発的なブームが一段落したおかげで、キャンプ道具の中古市場にも質の良いものが数多く循環していたり、ブーム中には高くて手が出せなかったような品もあったりします。そう言った面でも、このフェーズ移行にはちょっとした嬉しさがありますね。ただ、中古市場とは反対の、新品を売り出すアウトドアブランドは若干伸び悩みがあるようですが、そこはこれから応援したいです。
次も盛り上がる!
キャンプブームって、今回が初めてでは無いようです。調べると過去に第一次キャンプブーム、そして第二次キャンプブームとあり、2020年からが第三次キャンプブームでした。それぞれのきっかけは違いますが、過去から現在まで、キャンプは無くなることはなく、いくつかのブームを経験しているのがキャンプ業界です。
未来のことはわかりませんが、魅力がたくさんあるキャンプなので、また違ったきっかけで第四次キャンプブームが来ると私は思っています。できればハッピーなきっかけでまた盛り上がってほしいですよね。次のキャンプブームはいつになるのか?過熱しすぎは困るけど、再度注目されるタイミングは気になりますね。
世の中はAIの進化が凄まじく、想像を超えるほどの急成長をしていますが、キャンプは昔から同じ。もちろんキャンプ道具の進化、キャンプスタイルの多様化はしていますが、自然の中で過ごし、心から解放される。焚き火をして炎の揺らめきに癒される。その楽しみ方はきっと昔から変わらず、忘れた頃に多くの方がその魅力に再度惹かれるんじゃないかと思っています。
きっと、第四次キャンプブームと言われる時。
「またブームがきたなっ。魅力は変わらないな。」
とニヤけながら、私はその時も今と変わらずキャンプを楽しんでいると思います。
私がやっていくこと
キャンプ情報の発信をしている情報発信者の端くれの私は、今後もやっていく事は今と変わりません。キャンプを始めたい初心者さんや、始めたけど色々とわからないと困っているキャンパーのために、わかりやすくキャンプの魅力、始め方、ルール、注意点を発信していくのみです。それらの情報が、キャンパーの役に立てば幸いだと思っています。
またキャンパーの私としては、この魅力あるキャンプの沼にハマるだけハマり続けようと思っています。キャンプは年をとっても変わらず楽しめる、とても面白い遊びだと思います。子供がついて来てくれるうちは、ファミリーキャンプを家族の思い出になるように思う存分楽しみ、子供が成長していったら妻とペットを連れてのデュオキャンプ、時にはソロキャンプと、その時々でスタイルを変化させながら自然の中で遊び続けたいと思っています。
これが、キャンプ情報発信者、そしてキャンパーとしての私の思いです。本音でお話しをしてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
キャンプでワクワクを!!