【目黒区】廃棄予定の野菜が蘇る! 8月27日(土)ジェラートの日は都立大学「サルテリア デイジー」へ
皆さん、8月27日は「ジェラートの日」だということをご存じですか?
日本にイタリアの氷菓である「ジェラート」をもっと広めようと発足した日本ジェラート協会が定めたもので、8月27日になった理由は映画「ローマの休日」に由来します。
映画「ローマの休日」がアメリカ公開されたのが1953年8月27日。主演のオードリー・ヘプバーンがスペイン広場でジェラートを食べるシーンが話題になりました。いまでもあのキュートな笑顔は世界中の人々を魅了していますよね。
「ジェラート」とは、イタリアの言葉で「凍った」を意味します。新鮮な果汁や果肉などをふんだんに使用し、乳製品の割合が比較的少ないことからさっぱりと食べられるのが特徴。なめらかな口どけの良さも魅力ですね。
「腸活ジェラート」を提供する都立大学「サルテリア デイジー」でも「ジェラートの日」は特別
都立大学にあるイタリアンレストラン「サルテリア デイジー」は、ヘルシーでギルティフリーの「腸活ジェラート」が話題のお店。2022年7月から規格外農作物を活用したジェラートのOEM事業もスタートしています。
今回「ジェラートの日」を記念して、8月27日(土)14時~17時の間でジェラートを1つ注文のお客様に、廃棄野菜を使ったジェラート1スクープをプレゼント!
これは見逃せないチャンスですね。
提供するのは、熊本銘菓いきなり団子メーカー「ななお庵」とコラボしたサツマイモのジェラート
「サルテリア デイジー」では、熊本銘菓いきなり団子メーカー「ななお庵」とコラボ。「ななお庵」ではお菓子を製造する際に、年間約10トンものサツマイモ端材を出していました。
今まで廃棄するしかなかったサツマイモの端材ですが、これをそのままジェラートとして蘇らせ、「ジェラートの日」のプレゼントとして提供しようという企画です。
お団子になれなかったサツマイモたちが、こういう形でおいしいジェラートに生まれ変わるということをより多くの方に知っていただきたい、とお店のオーナーである増山大(ましやま まさる)さん。
SDGsを身近に感じることができる試みとなっています。
おいしく食べて廃棄ロス低減に貢献! 気負わず楽しめるSDGs
規格外農作物とは、サイズや形状が市場流通規格に合わないという理由だけで廃棄されているもの。正確な廃棄量をまとめたデーターはなく、実情はよくわかっていません。
「サルテリア デイジー」では、こういった廃棄される予定の果物・野菜などをなるべく市場価格に近い金額で取引。店頭やレストランで「腸活ジェラート」として提供しています。
SDGsという言葉は、最近メディアでも盛んに取り上げられているのでご存じの方も多いものの、実際に何をすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ひとことでSDGsといってもいろいろな取り組みがあります。まずは身近なところから食品ロスや廃棄ロスを低減することで環境問題に取り組む、というのはいかがでしょうか。
私たちはこういったジェラートをおいしく食べることで、廃棄ロス低減に気軽に貢献できます。SDGsや環境問題だなどと難しく考える必要はなく、日常の暮らしの中の選択肢の一つとして取り入れていけたらいいなと思います。
夏休みの宿題や課題の一つとしてSDGsに貢献するジェラートを食べる、というのもいいですね。ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。
「サルテリア デイジー」のピザやパスタももちろん、おすすめなのでぜひお食事とともにジェラートを楽しんでみては?
■取材協力
Saluteria D/G(サルテリア デイジー)/株式会社Hungry Monkey
【店舗概要】
Saluteria D/G(サルテリア デイジー)
営業時間:ランチ 11時30分~15時(LO.14時30分)/カフェタイム 15時~17時/ディナー 17時~22時(LO.21時)、無休
住所:東京都目黒区柿の木坂1丁目31−14
問合せ先:03-6421-1237