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「四十物昆布」 おせち料理や富山の食文化にかかせない昆布 消費金額はダントツ日本一【黒部市】

つむみ取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

今回は、「昆布」を取り扱っておられる「四十物(あいもの)昆布」さんを紹介します。

富山は「昆布」の消費金額がダントツ日本一です!(総務省統計局のホームページから、2021年までの統計結果が見られます。)「昆布」は、富山県民にとって馴染みの深い食材の一つです。

四十物昆布

外観の様子。
外観の様子。

「四十物昆布」さんは、”北前船”が行き交っていた時代から昆布を取り扱っておられる、歴史ある昆布専門店です。

店内の様子。
店内の様子。

店内には、様々な産地の昆布、用途に合わせた昆布、贈答用の昆布など、見渡す限り「昆布」が並んでいました!同じ北海道産の昆布でも、産地によって味や口当たりが異なるそうです。

今回購入した商品は、「焼きラウス昆布」です。焼いてあるので香ばしく、噛むほどに昆布の旨味が出て、とても美味しかったです!

昆布の保存方法

「四十物こんぶ」さんで、使うときに便利な、昆布の保存方法を教えていただきました。

筆者宅の昆布。
筆者宅の昆布。
  1. よく使うサイズにカットして保存容器に入れる
  2. 直射日光や多湿場所を避け、常温または冷暗所保存
  3. 使用する際は、キッチンバサミで昆布に切れ目を入れる

(筆者は、昆布も食べたいので細く切って料理に入れています。見栄えより栄養!笑)

最後に

昆布は、語呂合わせで「よろこぶ」を「喜ぶ」とし、縁起物として昔から活用されてきました。おせち料理にも欠かせない食材ですね。

富山県では昆布の利用は幅広く、出汁はもちろんのこと、「昆布〆」、「昆布のおにぎり」、お好み焼きやどんどん焼きの具材、どんな料理にも合わせられる「とろろ昆布」など、様々な料理に使われます。筆者の実家(富山県内)では、お味噌汁やおでんなどの汁物に、よく「とろろ昆布」を入れたので、食卓の醤油と並んで「とろろ昆布」が置かれていました。

また、「四十物昆布」さんのホームページには、北前船の頃からの歴史や、昆布パック(顔に使うパック)の利用方法など、情報満載!役立つ情報ばかりなので、大変勉強になりました。

富山県民の食卓に欠かせない「昆布」。ぜひ、「四十物昆布」さんで、お気に入りの昆布を見つけてください!

四十物(あいもの)昆布
住所:富山県黒部市生地中区339-5
電話番号:0765-57-0321
営業時間:8:00~17:30(平日)、9:00~17:30(日・祭日)

取材ライター(下新川郡・黒部市・魚津市など)

黒部市・下新川郡・中新川郡・魚津市・滑川市を担当しております。 自然豊かな富山県入善町在住の取材ライターです。食べたい!行きたい!知りたい!と思う最旬の情報をお届けします。

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