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【津山市】生豆をその場で焙煎 昨秋オープンのこだわり珈琲店

ぼくとこ地域情報発信ライター(津山市・奈義町)

知人に誘われて津山市大田にある豆工房コーヒーロースト津山店 N-cafeに行ってきました。

新鮮な豆と焙煎にこだわった美味しいコーヒーをいただけるお店でした。

おしゃれなコンテナ店舗

津山市沼の柳通りを北に走って、少し道をそれた場所にコンテナハウスのおしゃれな店舗を発見。沼自動車学校の目の前にあります。

店舗外観
店舗外観

店舗外観
店舗外観

店舗内観・奥には焙煎の機械
店舗内観・奥には焙煎の機械

店内に入るとコーヒーのいい香りがします。

豆が樽に入っていて洒落ています。

豆の焙煎にこだわる珈琲店

コーヒーは、焙煎後2,3日~10日ぐらいが、最も美味しいポテンシャルを発揮できる期間。品種・銘柄を問わず、焙煎した後は酸化が進み、焙煎から1ヶ月以上経過すると確実に香味が劣化していきます。

N-caféさんの本業は、お客さんの目の前でコーヒーを焙煎し、最も新鮮な状態のコーヒー豆を提供するコーヒーローストです。そのため、喫茶で提供している豆も焙煎仕立てのものを使用し、図らずも焙煎から10日以内のコーヒー豆を使用することになっています。

酸味のあるコーヒーは苦手という人でも、新鮮な浅煎りコーヒーの放つ果実感のある酸味には驚かれるそうです。

この話を聞いた後に飲んだこだわりのコーヒーは美味しさが2倍になった気がしました。

喫茶だけでなく豆の販売もしています。生豆をその場で焙煎したものを購入できます。

店内には、世界各地の豆がラインナップ。

イラストがかわいい手書きのメニュー表。コーヒー豆の種類の多さに驚きました。

いろいろ飲み比べてみたくなります。

初めて来るお店だったので少し緊張して入店しましたが、店主の笑顔でリラックスできました。

店主は元公務員。早期退職されてこの珈琲店を開業されたんだとか。

「思い切ったことしましたね〜」と思わず言ってしまいました。

前職の役所職員とは全く違う分野の仕事への転身。なぜ辞めようと考えたのか、なぜ珈琲店をしたいと思ったのか、店名の由来などなど。店主の退職から開業へのストーリーを聞かせていただきました。

このような思い切った決断をした店主がされていることも、このお店の魅力です。

喫茶メニュー

今回は、津山榕庵ブレンド(店内:500円、テイクアウト:400円)を注文しました。

注文してから、豆を挽いてコーヒーを淹れてくれます。

コーヒーの淹れ方教室もされている店主のお湯注ぎテクニックを見て勉強。上下させながら入れるのか〜。

ほどよい苦味、そしてすーと飲みやすい。気持ちが落ち着きます。

落ち着いた空間で、美味しいコーヒーを飲みながら、店主の話を聞いて、充実した時間でした。

ちなみに津山榕庵(ようあん)とは、江戸時代の津山藩の洋学者・宇田川榕菴がコーヒーの研究やコーヒーの漢字「珈琲」を定めたという歴史などに関係があるそうです。

津山とコーヒーに強い関わりがあったとは初めて聞いたので驚きました。

津山榕庵ブレンド以外には以下のようなメニューがあります。

水出しアイスコーヒー(店内:550円、テイクアウト:450円)をサービスでいただきました。

少し暑い日だったのでアイスコーヒーも美味しい。

美味しいコーヒーを飲みたい人、いい豆が欲しい人はぜひ一度足を運んでみてください。

美味しいコーヒーの淹れかたを教えてもらうのもおすすめです。

店舗情報
豆工房コーヒーロースト津山店 N-cafe
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日、第2・4火曜日
住所:津山市大田89-11(沼自動車学校前)
電話:050-8885-3016
SNS:Instagram

地域情報発信ライター(津山市・奈義町)

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