【名著に学ぶ】"人に嫌われない聞き方3選" 最後のひとつは好かれちゃうかも⁈
こんにちは、読書家・はるママです。
突然ですが、あなたは会話上手ですか?
私はどちらかというと苦手でして、興味のある話題になると、一方的に話し続けてしまう傾向があります。会話上手になりたい場合、多くの人は話すスキルを伸ばそうとするのではないでしょうか。
実はこれが盲点でして、会話で人から好かれるためには、聞き方のほうが圧倒的に大切なんです!さらに言うなら、好かれる前に、まずは嫌われないこと。
私はこのことをベストセラー作家・永松茂久さんの著書「人は聞き方が9割」を読んで学びました。
この記事では、すぐに私が実践することにした「人に嫌われない聞き方のコツ」を3つ、ご紹介しますね。
1.間違いではなく自分と違うだけ
自分が当たり前だと思っていることが、すべての人の常識とは限りませんよね。人は、さまざまな価値観を持って生きています。
思わぬ価値観に出会ったとき、「それは間違ってるよ」と言いたくなることもあるでしょう。そんなときは、永松さんのこの言葉を思い出してみてください。
自分の大切にしている価値観を否定されるのは、誰にとってもイヤなこと。「それは間違ってる!」は、できるだけ使わずに話を聞くことが大切です。
2.ネガティブな言葉でツッコまない
お笑いの世界にはボケとツッコミがあり、「オチはないんかい!」「意味わからん!」などの言葉が、爆笑につながることもありますよね。
だけど、このセリフを普段の会話で使ったらどうでしょう?聞いていた周りの人が笑ったとしても、言われた本人はいい気持ちにはなれないと思うのです。
聞いていた話を面白くしようとして、安易にネガティブな言葉を使った結果、相手をどうしようもなく傷つけてしまうこともあるでしょう。
普段から、マイナスなキーワードを使わないようにできたらいいですね。
3.「どうなったら嬉しい?」と聞く
あなたは悩みを打ち明けられたとき、いきなり解決策を答えていませんか?
もちろん本当に解決策がほしい場合もありますが、多くの人は、自分の気持ちをわかってほしいから、あなたに話をするのです。
答えは自分の中にあります。それを引き出してあげるために「あなたはどうなったら嬉しい?」と聞いてみましょう。
「あなたはどうしたい?」という聞き方も似ていますが、実は違います。
「どうなったら嬉しい」は感情で、「どうしたい」は希望。人は希望より感情のほうが表現しやすいのです。
実際、「何が正解かわからない…」「どうしても一歩が踏み出せない」と悩んでいるときに、「あなたはどうなったら嬉しい?」と優しく聞いてもらえたらどうでしょう?
暗闇に光がさして、その人が天使のように見えるのでは…?っていうのは大袈裟かもしれませんが、私だったら相手をちょっと好きになっちゃいます(笑)
人は誰かの解決策より、自分で出した答えに納得するもの。「相手が自分で答えを見つけるお手伝いをする」という意識が、悩みを聞くコツですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
この記事でご紹介した名著「人は聞き方が9割」は、永松茂久さんのベストセラー「人は話し方が9割」の兄弟本です。
「人は話し方が9割」も、こちらの記事↓
【人間関係は話し方が9割】もっと早く知りたかった…「話し方の究極のスキル」とは⁈
で、ご紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
あなたの大切な人間関係が、より良くなることを願っています。
【参考文献】「人は聞き方が9割」
永松茂久・著 すばる舎
この本に出会えたこと、感謝しています