三菱UFJ銀行、紙の通帳有料化と通帳止めたら1000円プレゼント 紙の通帳をやめるデメリット
三菱UFJ銀行は2022年4月以降に新たに口座を開設する人が紙の通帳を希望する場合、年間550円の手数料を取ると発表しました。紙の通帳有料化はすでに、みずほ銀行、三井住友銀行では実施済みです。
そして三菱UFJ銀行では口座設済みの方には1000円のプレゼントでEco通帳(デジタル通帳)への切り替えをお願いするキャンペーンが始まります。
今はアプリもあるんだし、紙の通帳はもういらないなーという人はこの機会に1000円もらておくのもいいかもしれませんね。
期間:2022年1月21日~5月31日
- 2021年12月31日時点で紙通帳の普通預金口座があった人
- 期間中に三菱UFJダイレクトからEco通帳に切り替えた人
- キャンペーンページから参加登録をした人
※先着20万名で終了
キャンペーン参加方法
- キャンペーンに参加登録
- 三菱UFJダイレクト(オンラインバンキング)からEco通帳に切り替え
※窓口での切り替えはキャンペーン対象外です。
※(1)と(2)の順序は問いません。
参加登録は「公式キャンペーンページ」からの申し込みが必要です。
Eco通帳のメリット
- オンラインで10年分の明細が確認できる
- メインバンクプラスの特典が受けられる
中でも(2)のメインバンクプラスの特典は大きいです。手数料の優遇だけでなく、Pontaポイントと口座を連携すれば三菱UFJ銀行での各種取引でPontaポイントが貯まるようになります。
私もこのポイントプログラムは活用しており、毎月360円分のPontaポイントをいただいています。月々にしたら小額ですけど、ほとんど放置ですので年間4320円相当のポイントがもらえるのは結構おいしいですよ。
詳しいやり方については以下の記事で詳述しています。
詳細: 三菱UFJ銀行でPontaポイントが貯まる銀行ポイ活
なぜ紙の通帳をやめるのか?
一番は銀行のコスト削減です。実は銀行が発行する通帳には印紙税という税金がかかっています。これが通帳1冊に対して200円(年間)もかかるそうです。
引用元:銀行で口座維持手数料や通帳発行手数料が検討される。改悪に備えておくべきことは何?
このコストを銀行は圧縮したいと考えているわけですね。
紙の通帳がなくて困るケース
紙の通帳がなくなったときのデメリットも併せて紹介しておきます。
今回のEco通帳であれば10年分のデータをさかのぼって確認できますが、それ以前のデータが必要な時は手続きが必要で場合によっては手数料が必要になります。
10年以上前のデータが必要になるケースといのはそう多くないかもしれませんが、この点が問題なりそうだという人は数年に一度くらいはデータをダウンロードするなどしておくとよいかもしれません。
また、三菱UFJ銀行に限った話ではありませんが、金融取引の大部分がネット取引となることで、利用者自身に万が一のことがあったとき、遺族などがあなたの資産(遺産)の確認が難しいという問題もあります。
私の場合は「マネーフォワード」という資産管理ツールに銀行口座、証券口座、保険などを登録しています。IDとパスワードは私に万が一のことがあれば家族に分かるような場所に置いているので、これで対策をしていますよ。
参考: マネーフォワードMEプレミアムの活用方法と安く加入する方法
筆者について
しょうこちゃん(@showchan82)
ポイ活(ポイント活動)をしながら、それを投資に回すポイ活投資を実践しているポイント投資家。ポイ活というとお特に買い物をする、というイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく、貯金や資産運用(資産形成)にも強く役立てることができるんです。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。
ブログ:ポイント投資の攻略ブログ
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