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【大洗町】サメの飼育種類数が日本一の水族館|アクアワールド・大洗

さつきうみライター(大洗町・ひたちなか市)

アクアワールド茨城県大洗水族館(以下、アクアワールド・大洗)は、約580種、68,000点の生き物が展示されている日本トップクラス規模の水族館です。

アクアワールド・大洗のサメの飼育種類数は約60種と日本一を誇ります。

サメは同館のロゴマークとしてモチーフにされるなど、シンボル的存在です。魅力あふれるサメについて、魚類展示課の吉川隼人技師にお話を伺いました。

みどころ

ーーサメのみどころを教えてください。

吉川:

「一番のみどころは、悠久の海ゾーンにある“サメの海1”水槽です。

悠久の海ゾーンへつづくエスカレーターは、水槽の中を進むような構造となっていて、さまざまな角度からサメをみることができます」

頭上にサメの姿をみつけて、ワクワクしてきました。

エスカレーターからみたサメ
エスカレーターからみたサメ

頭上のサメの大きさに、首がもげそうになるくらいに見惚れていると、あっという間にサメたちの待つ悠久の海ゾーンに到着です。

エスカレーターを降りると、丸い窓が2つあります。すぐ目の前を、サメたちが横切るようすを間近にみられるポイントです。

窓に顔を近づけると、まるで潜水艦に乗って、のぞき窓からサメたちを観察しているような気分になれます。

吉川:

「“サメの海1”水槽には、サメが4種類います。体長3メートル以上にもなる大型のサメの迫力を満喫できますよ」

“サメの海1”水槽:シロワニやクロヘリメジロザメ、レモンザメ、ナースシャーク
“サメの海1”水槽:シロワニやクロヘリメジロザメ、レモンザメ、ナースシャーク

サメが悠然と泳ぐ姿に、来館者の反応もさまざま。

「うわー。すごい迫力!」

「大きい!こっちきた!」

「怖い……ちょっと怖い」

などの会話からも、子どもも大人も大興奮のようすが伝わってきます。

水底を這うように泳ぐレモンザメ。ヒレのついている場所や大きさはそれぞれ違うので、見比べてみるのもおもしろい。

ゆっくり悠然と泳ぐシロワニの存在感は圧巻の一言。

吉川:

「シロワニの顔は怖そうにみえますが、おとなしい性格で、絶滅危惧種に登録されています。

水族館のような学習施設を通して、生き物のいろいろな面を知ってほしいです」

アクアワールド・大洗のシンボル

ーーアクアワールド・大洗におけるサメ飼育の歴史について教えてください。

吉川:

「前身の大洗水族館からアクアワールド・大洗にリニューアルオープンしたころから、とくにサメの飼育に力を入れてきました。

大洗の海は、周辺に生息している近海種は元より、さまざまな種類のサメが回遊してくる海域という地の利もあり、サメをメインにスタートしました」

お話を伺ってからアクアワールド・大洗のシンボルマークをあらためてみると、単なる魚のモチーフではなく、「サメ」だと理解しました。

シンボルマークの「サメ」(画像提供:アクアワールド・大洗)
シンボルマークの「サメ」(画像提供:アクアワールド・大洗)

サメの背景にある3つの輪は「大洗・茨城・世界」、「黒潮・潮目・親潮」、「過去・現在・未来」をイメージしているのだそう。

どんどん輪が広がっていく明るいイメージを受けます。

「サメといえば、アクアワールド・大洗。アクアワールド・大洗といえばサメ、と認知されるのを目指しています」と、同館 経営企画課の森島 和也さんがビジョンを教えてくれました。

公式マスコットキャラクター

公式マスコットキャラクターは、サメの妖精。

青色の“ブルル”とピンク色の“ピルル”は、好奇心いっぱいの大きな目と、口元の白い歯が特徴。ボールのように弾みそうなからだが愛らしいですね。

公式マスコットキャラクターのブルルとピルル(画像提供:アクアワールド・大洗)
公式マスコットキャラクターのブルルとピルル(画像提供:アクアワールド・大洗)

アクアワールド・大洗の情報

アクアワールド・大洗では、新しいイベントも好評で、週末は県外からのお客様で大変混雑します。近隣の皆さまは、平日の午前中など、お早めのご来館がおすすめです。

駐車場の満車状況は、公式Twitterで案内されています。

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アクアワールド茨城県大洗水族館

住  所|茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
電話番号|029-267-5151(音声案内)
営業時間|9:00~17:00 (最終入館16:00)
※2月29日(木)までの主な平日は、冬季営業時間 9:00~16:00(最終入場15:00)となります。
駐 車 場 |無料
ホームページ | Twitter

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ライター(大洗町・ひたちなか市)

海沿いの街であり、観光地としても人気の大洗町・ひたちなか市。その魅力と、普段の暮らしの延長線上にある気づきをお届けしたいと思います。

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