【日光市】休日限定20食の早い者勝ち!日光老舗がはじめた「さんしょ定食」が旨~ッ!
日光の老舗・さんしょの佃煮店「柏崎商店」の3代目がはじめた飲食店の、ランチがメチャ旨です! 休日のみ限定20食で登場する「さんしょ定食」は、日光湯波やアツアツ豚汁も楽しめるボリュームたっぷりのランチ。 自慢の木の芽さんしょがたっぷり乗った「さんしょお結び」はテイクアウトもOK。気軽に立ち寄れる、日光の新たなランチ&テイクアウトスポットをご紹介します。
柏崎商店といえば「木の芽さんしょ」
創業1958年の「柏崎商店」は17店のみが加盟する “ 日光老舗名店会 ” の加盟店。良質の山椒を素材とし、一つ一つ手作業で独自の荷揚げをして作る佃煮は、日光の定番土産の一つとしても人気です。
特に「木の芽さんしょ」は、香り豊かでやわらかく、ご飯のお供に最高!
休日限定1日限定20食!早い者勝ちの激うまランチ
この柏崎商店の、おいしいさんしょの佃煮をMAXで楽しめるランチが大人気となっています。
ただし! 休日限定・1日20食限定の早い者勝ちです。
筆者は今年の春に柏崎商店「さんしょお結び」を食べて、その美味しさに大感激! その後「さんしょ定食」がメニューインしたと聞き飛んでいきたかったのですが、なかなか休日に行くことができず、11月末にやっと念願の「さんしょ定食」をGetできました。
柏崎商店の新店舗に隣接してできた飲食店は、木のぬくもりが温かな空間。居心地のいいカフェのようなスペースで、ちょっとした小物もおいてあるので、待ち時間も楽しく過ごせます。
飲食スペースには、カウンターとテーブル席があります。
待ち時間に、柏崎商店の二代目がやってきて「さんしょせんべい」を試食させてくれてました。こういうのって、嬉しいですよね!
そして運ばれてきた「さんしょ定食」がこれ! 柏崎商店の「つくだ煮」はもちろん、日光名物・揚げ巻ゆばの含め煮まで付いています。
メインは鶏もも肉を塩麴で煮て、さんしょソースをかけた三代目自慢の一品。これがね、もう、絶妙なお味とやわらかさ! 塩麴のまろやかな優しい味の鶏もも肉に、ピリッとしびれる山椒の実。山椒に含まれるサンショオールは、脳を刺激を与え内臓の動きを活発化させたり、体を温める作用もあるので、寒い冬には特に嬉しいメニューです。
さんしょ定食には、アツアツの自家製豚汁も! 豚肉と野菜の他に、なんと湯波も入っていました。
さらに、柏崎商店自慢の「つくだ煮」も、さんしょ・きゃらぶき・舞茸の3種がついてきます。これがまた美味しくて、ご飯のお供に最高!
日光名物の揚げ巻ゆばもやわらかく、上品なお味。
山うどと油揚げを炊き込んだ煮物も優しい味付け。
テイクアウトもOKの「さんしょのお結び」も旨~ッ!
定食は「さんしょの定食」一種のみですが、ちょっと小腹が空いたときやテイクアウトにしたい時には、「さんしょのお結び」もおすすめ!
オーダーを受けてから作ってくれるので、アツアツのお結びです。
並と大がありますが、たっぷり乗せてくれる木の芽さんしょ(山椒の葉の佃煮)が美味しくて、大でもペロッと行けちゃいます。
寒さを吹き飛ばしてくれる汁物2種
「さんしょ定食」の汁はゆば豚汁ですが、単品でオーダーするときには「さんしょ吸い物」もおすすめ。
ゆば・さんしょ・ぶぶあられ、とシンプルなお吸い物ですが、さんしょの香りを最大限に感じられるお吸い物です。舌がちょっとピリピリしますが、それがまた美味しいのです。そして体の芯からポカポカ温まります。
ゆば豚汁も単品でも頼めます。日光の街歩きをしていて気軽に暖を取りたい時に、さんしょ吸い物とゆば豚汁は、最強のメニューですね。
帰りには柏崎商店のショップのほうにもぜひ立ち寄ってみてください。
柏崎商店の「木の芽さんしょ」は、町中のお土産屋さんにも置いてありますが、実さんしょ・花さんしょ・しその実・ふきのとう、さんしょ入り和風だし茶漬け・・・etc・・・など、手作りと無添加に拘った商品が多数並んでいます。
どれも美味しいけれど、筆者のおすすめは花さんしょ、七味唐辛子、粉さんしょ。
とくに粉さんしょは、料理やチョコレートやアイスクリームにちょっと振りかけると、魔法のように味がグレードアップします。
日光の美味しい歴史を刻んできた名店の数々、近年は次代を担う老舗の若旦那さんたちが様々なチャレンジをしています。柏崎商店もその一つ。ますます目が離せない日光の、新しい魅惑のランチ&イートインスポット「柏崎商店」へ、ぜひお出かけしてみてくださいね。
柏崎商店
所在地:栃木県日光市下鉢石町797-1
TEL:0288-54-0086
営業時間 :9:00~17:00
定休日 :飲食スペースは不定休(柏崎商店は年中無休)
「さんしょ定食」は休日20食限定
公式サイト:柏崎商店