Pwで170ヤード飛ぶ!? 夏ゴルフで起こりやすい"フライヤー"の仕組みと対策を紹介します!
梅雨明けが訪れる地域も増えてきて、いよいよ夏本番を迎えようとしているこの季節。
ゴルファーにとって厄介になってくるのが"フライヤー"という現象だ。
フライヤーとは?
フライヤーとは、フェース面とボールの間にラフの芝が挟まり、球のスピン量が減る結果、本来よりも飛距離が大きく伸びてしまう現象のことを言う。
このフライヤーは特にヘッドスピードの速い男性に起こりやすくなっている。
例えば以下のラウンド動画では、本来200Yほどの飛距離である筆者の5番アイアンがフライヤーした結果、220Y飛んでグリーン奥の斜面に突き刺さっている。
<参考動画>5番アイアンで220ヤード飛んだ!
なおフライヤーが最も起こりやすい番手はピッチングウェッジ、もしくは9番アイアンと言われている。
フライヤーの攻略法
フライヤーの攻略法としては以下の2つが挙げられる。
- 番手を上げてヘッドスピードを落として打つ
- 飛距離が伸びることを予測して番手を落として打つ
まず1つ目の「番手を上げてヘッドスピードを落として打つ」方法は、ヘッドスピードが速い人にフライヤーが起こりやすいという点を利用した攻略法だ。
番手を1番手、もしくは2番手上げて元々の距離を打つと、ヘッドスピードが遅くなりフライヤーが起こりにくくなる。
2つ目の「飛距離が伸びることを予測して番手を落として打つ」方法は、ラフが長い場合に選択したい攻略法だ。
1つ目の方法で芝の長いラフから打とうとすると、芝が切りきれず球が飛ばないことがある。
芝の長いラフでは、フライヤーすることを元々予測してショットをしなければいけない場合もあるのだ。
ちなみにドライバーのヘッドスピードが50m/sを超える筆者が各番手でフライヤーした場合、おおよそ以下のような飛距離の変化が起こる。
58度:100Y→110Y
54度:110Y→130Y
50度:125Y→150Y
Pw:135Y→170Y
9i:150Y→180Y
8i:160Y→185Y
7i:175Y→200Y
6i:190Y→210Y
5i:200Y→220Y
4i:215Y→230Y
3i:230Y→240Y
基本的には、ピッチングや9番アイアンで伸びる飛距離が1番長く、それより短いクラブや長いクラブになるにつれて、飛距離は伸びにくくなっている。
ヘッドスピードによって、どの番手でどれくらいフライヤーするかは変わるので、ラウンドをする度に、どれくらいフライヤーしたかを統計を取っていくことも大切になる。
まとめ
夏のゴルフで高スコアを出すためには、フライヤーの攻略が欠かせない。
ぜひ本記事の内容を参考に、夏のゴルフでベストスコア更新を目指してほしい。
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