【札幌市北区】北大イチョウ並木を訪れる方、今年はあの虫に注意を。現在(10月28日)の黄葉状況レポ
秋が深まってきたこの時期、気になるのが北海道大学のイチョウ並木。例年だと10月下旬に黄葉を見頃を迎えるので、「そろそろ見に行ってみようかな」と考えている方も多いのでは?
2023年10月28日(土)・10月29日(日)には北大生が主催するライトアップイベント「金葉祭(こんようさい)」が開催予定となっているため、この週末に訪れる予定の方もたくさんいらっしゃるでしょう。
「せっかく行くなら、しっかり色づいている頃に行きたい」「今の黄葉状況はどんな感じ?」と気になる方へ、参考までに本日10月27日(金)の様子をご紹介します。
下の写真は、キャンパス構内へと続く「北13条門」すぐの場所から撮影したもの。ここから東西約380メートルにわたってイチョウの木々が立ち並びます。
だいぶ色づいてきてはいるようですが、まだ緑が濃い木もちらほら。これはこれでグラデーションが綺麗です。
紅く色づいた紅葉の木もあったりして、秋らしい情緒が感じられます。
ところで、近日中にこのイチョウ並木を訪れる方へアドバイスを。
今日実際に訪れてみて痛感しましたが、とにかく「雪虫」の量がすごい! ニュース等でも報じられている通り、猛暑の影響で大量発生している「雪虫」。自然豊かな北大構内も例外でなく、ちょっと歩いただけでも服、頭、鞄の中、あちこちに雪虫が……。学生さんたちや観光客の方々も、手で雪虫を振り払いながら歩いていました。
「気温が低いから防寒しなきゃ」とニット素材の服で歩こうものなら、無数の雪虫が絡む事態になりかねません。撥水機能付きジャンパーのようにツルツルした素材のものを着る、マスクや眼鏡、帽子を身につけるなど、「これでもか!」くらいの対策をしておくのがおすすめです。
さらに黄葉が進み、最もイチョウが見頃になるのは週明け以降になりそうですが、雪虫の発生も11月上旬まで続く見込みとのことで、鑑賞のタイミングが難しいところですね……。
この季節だけのお楽しみですので、防寒プラス雪虫対策を万全にしつつ、ぜひイチョウ並木の黄葉を眺めてみてくださいね。
北海道大学構内 イチョウ並木
住所:北海道札幌市北区北13条西5丁目